特許

J-GLOBAL ID：200903075981906476

アルカリ蓄電池用正極活物質およびその製造法

発明者： 今里 集 ,  山下 勝己 ,  谷川 太志 ,  小西 始
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-003062
公開番号（公開出願番号）：特開平7-211318
出願日： 1994年01月17日
公開日（公表日）： 1995年08月11日
要約：

【要約】【目的】 水洗、濾過、乾燥といった操作が非常に容易な平均粒径50〜200μmの高密度の粉末粒子を生産性よく製造することを目的とする。【構成】 苛性アルカリによってpHを一定に調整された反応槽中にニッケル塩を主体とした金属塩の水溶液、もしくは該水溶液とアンモニウムイオン供給体を連続供給し、水酸化ニッケルを主体とする粉末粒子を連続的に得るアルカリ蓄電池用正極活物質の製造法において、反応槽1内をきわめて緩やかに撹拌することにより生成物の一部を反応槽1の底部において流動しうる状態で沈澱させながら成長させ、これを反応槽1の底部から排出させることにより平均粒径が50〜200μmの球状、ほぼ球状、または鶏卵状の形状を有する高密度の粉末粒子を連続的に得る。

請求項（抜粋）：

pHを一定に保つように調整された反応槽中に、少なくともニッケル塩を主体とした金属塩を含む水溶液を供給し、反応生成物として水酸化ニッケルを主成分とする粉末粒子を得る際に、前記反応生成物を沈澱させ反応槽底部において流動しうる程度に撹拌することにより、粒径50〜200μmの球状、ほぼ球状、または鶏卵状の形状を有する粉末粒子を生成させ、これを反応槽の底部から取り出すことを特徴とするアルカリ蓄電池用正極活物質の製造法。

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-006340
  
• 特公昭54-003836
  
• 特開昭60-131765
  
• 特開昭62-283561