特許
J-GLOBAL ID:200903075985278097
冷間加工性と浸炭時の粗大粒防止特性に優れた肌焼用鋼材とその製造方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
田中 久喬
, 内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-372541
公開番号(公開出願番号):特開2004-204263
出願日: 2002年12月24日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】冷間加工性を向上させ、かつ浸炭時の粗大粒の発生を防止することができる肌焼用鋼材及びその製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.4%、Si:0.01〜1.3%、Mn:0.3〜1.8%、S:0.001〜0.15%、Al:0.02〜0.1%、N:0.006〜0.025%を含有し、さらに、Cr、Mo、Ni、V、Tiの1種または2種以上を含有し、またはさらにNb:0.005〜0.05%を含有し、P、O含有量を制限し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、熱間圧延後の組織のマトリックス中に直径0.1μm以下のTiの析出物を5個/μm2以上を有し、硬さがHVでH+30以下であり(Hは式で規定)、JISG0558で規定する脱炭深さ:DM-T0.2mm以下であることを特徴とする肌焼用鋼材。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
質量%で、
C:0.1〜0.4%、
Si:0.01〜1.3%、
Mn:0.3〜1.8%、
S:0.001〜0.15%、
Al:0.02〜0.1%、
N:0.006〜0.025%
を含有し、さらに、
Cr:0.4〜1.8%、
Mo:0.02〜1.0%、
Ni:0.1〜3.5%、
V:0.5%以下、
Ti:0.1%以下
の1種または2種以上を含有し、
P:0.025%以下、
O:0.0025%以下
に制限し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、熱間圧延後のAlNの析出量が0.02%以上であり、マトリックス中に直径0.1μm以下のAlNの析出物を5個/μm2以上を有し、硬さ指数Hを下記で定義すると、HVでH+30以下であり、JIS G 0558で規定する脱炭深さ:DM-T0.2mm以下であることを特徴とする冷間加工性と浸炭時の粗大粒防止特性に優れた肌焼用鋼材。
H=273.5C%+39.1Si+54.7Mn%+30.4Cr%+136.7Mo%+18.2Ni%
IPC (3件):
C22C38/00
, C21D8/00
, C22C38/60
FI (3件):
C22C38/00 301N
, C21D8/00 A
, C22C38/60
Fターム (24件):
4K032AA01
, 4K032AA05
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA16
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032BA02
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CA05
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD01
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