特許
J-GLOBAL ID:200903075988764820

鋼製部品の浸炭熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261466
公開番号(公開出願番号):特開平6-108226
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 耐ピッティング性,転動特性,疲労特性に優れた鋼製部品を短いトータル熱処理時間で提供する。【構成】 浸炭処理により表面炭素濃度を0.8%以上とした鋼製部品をこの浸炭処理後300°C以下の温度まで0.1°C/sec以上の冷却速度で冷却し、次いで、鋼のAC1変態温度よりも50°C高くかつ150°C低い温度域に鋼製部品を加熱した後同温度で保持し、更に、10°C/sec以下の加熱速度で心部がオーステナイト単相ないしはオーステナイトとフェライトの2相であってフェライト面積率が30%以下となる温度まで昇温して保持した後、直接焼入れを行うかもしくは所定の焼入れ温度まで温度を下げたあと焼入れを行う。
請求項(抜粋):
浸炭処理により表面炭素濃度を0.8%以上とした鋼製部品をこの浸炭処理後300°C以下の温度まで0.1°C/sec以上の冷却速度で冷却し、次いで、鋼のAC1変態温度よりも50°C高くかつ150°C低い温度域に鋼製部品を加熱した後同温度で保持し、更に、10°C/sec以下の加熱速度で心部がオーステナイト単相ないしはオーステナイトとフェライトの2相であってフェライト面積率が30%以下となる温度まで昇温して保持した後、直接焼入れを行うかもしくは所定の焼入れ温度まで温度を下げたあと焼入れを行うことを特徴とする鋼製部品の浸炭熱処理方法。
IPC (4件):
C23C 8/80 ,  C21D 1/06 ,  C21D 6/00 ,  C23C 8/22

前のページに戻る