特許
J-GLOBAL ID:200903075990195060
赤外線量測定方法および赤外線量計
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-246108
公開番号(公開出願番号):特開平5-087633
出願日: 1991年09月25日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】安価で感度が高く、かつ測定精度の高い赤外線量測定方法と赤外線量計を提供する。【構成】本発明の測定方法は、参照用と測定用の赤外輝尽蛍光体を用い、両者を可視光あるいは紫外光で励起したのち、可視光および紫外光を遮断した状態で、測定用の赤外輝尽蛍光体のみを被測定赤外線に被曝させる。そして、励起から所定の時間後に、両方の赤外輝尽蛍光体に赤外光を照射して赤外輝尽発光を起させ、両者の発光量の差をもとにして検量線法により、赤外線量を求める。本発明の線量計は、赤外光のみを透過する赤外透過部分15と全ての波長域にの光を遮断する遮光部分16からなる受光面部材14を有し、被測定赤外線に被曝させるときには、受光面部材14を閉じて赤外輝尽蛍光体12に密着できるようになっている。
請求項(抜粋):
参照用の赤外線輝尽蛍光体に紫外線あるいは可視光線を照射して前記参照用の赤外線輝尽蛍光体を励起させ、次いで前記参照用の赤外輝尽蛍光体を紫外光および可視光線を遮断した状態におき、前記励起から所定の時間の経過後に前記参照用の赤外線輝尽蛍光体に赤外線を照射して赤外輝尽発光を起させ、該赤外輝尽発光の全光量を参照光量とし、前記参照用の赤外輝尽蛍光体と同様の測定用の赤外輝尽発光体を用い、前記測定用の赤外輝尽蛍光体に紫外線あるいは可視光線を照射して前記測定用の赤外輝尽蛍光体を励起する工程と、紫外線および可視光線を遮断した状態で前記測定用の赤外輝尽蛍光体を赤外線被検出部に配置して線量を測定すべき赤外線に被曝させる工程と、そののち、前記励起する工程から前記所定の時間の経過後に、前記測定用の赤外輝尽蛍光体に赤外線を照射して赤外輝尽発光を起させ、該赤外輝尽発光の全光量を測定して該全光量を測定光量とする工程と、前記測定光量と前記参照光量との差を算出して、前記線量を測定すべき赤外線の線量を決定する工程とを有する赤外線量測定方法。
IPC (4件):
G01J 1/58
, G01J 1/00
, G01J 1/02
, G01J 1/10
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