特許
J-GLOBAL ID:200903075991949998

フッ素含有排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保田 藤郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-016390
公開番号(公開出願番号):特開平8-052479
出願日: 1986年08月01日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【構成】 石炭燃焼排ガスをカルシウム化合物を含む吸収液で処理して得られ、フッ素濃度が500ppm以上であり、かつホウ素を含む排水にカルシウム化合物を加えてpH調整後、アルミニウム濃度が300ppm以上となるように塩化アルミニウムを添加し、かつ塩酸を加えて反応を行い、次いでカルシウム化合物を含む溶液で処理することを特徴とするフッ素含有排水の処理方法。【効果】 本発明によれば、ホウ素と共に高濃度のフッ素を含有する排水を効率よく処理することができる。特に、排水量の低減という要請を満足しつつ排水中のフッ素処理を行うことができる。しかも、アルミニウム剤として塩化アルミニウムを選択、使用したことにより、従来の硫酸イオンに起因する石膏スケールの発生がなく、石膏スラッジの生成もなく、安定した状態で排水処理を行うことが可能となった。さらに、塩化アルミニウムは凝集剤としての作用が小さいため、配管,タンク類への沈着やスケーリングの進行発生が極めて小さい。
請求項(抜粋):
石炭燃焼排ガスをカルシウム化合物を含む吸収液で処理して得られ、フッ素濃度が500ppm以上であり、かつホウ素を含む排水にカルシウム化合物を加えてpH調整後、アルミニウム濃度が300ppm以上となるように塩化アルミニウムを添加し、かつ塩酸を加えて反応を行い、次いでカルシウム化合物を含む溶液で処理することを特徴とするフッ素含有排水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 1/58 ZAB ,  C02F 1/58

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