特許
J-GLOBAL ID:200903075998121316

イソチアゾールカルボン酸誘導体および病害防除剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-019920
公開番号(公開出願番号):特開2001-213869
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 植物病原菌に対する抵抗誘導作用を有し、植物病害防除剤として優れた活性を示すイソチアゾールカルボン酸誘導体を提供すること。【解決手段】 式【化1】式中、Aは基【化2】等を示し;Qは基【化3】等を示し;kは0又は1を示し;Bは場合により置換されていてもよい複素環式基又は基【化4】等を示す、で表わされるイソチアゾールカルボン酸誘導体。
請求項(抜粋):
式【化1】式中、Aは基【化2】酸素原子又は硫黄原子を示し、Qは基【化3】を示し、kは0又は1を示し、Bは場合により置換されていてもよい1〜4個の窒素原子を含む5〜7員の複素環式基[ここで、置換基はハロゲン、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルキル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルケニル、場合によりハロゲン置換されていてもよいフェニルもしくはオキソを示し、又は該複素環式基にスピロ結合したC3-6脂環式基を示す]を示し、或いは、該複素環式基はベンゼン環及びシクロヘキセン環と縮合していてもよく、また、Bは場合により置換されていてもよい、少なくとも1個の窒素原子および1個の酸素原子を含むか又は少なくとも1個の窒素原子および1個の硫黄原子を含む5もしくは6員の複素環式基[ここで、置換基はC1-4アルキル、フェニルもしくはオキソを示す]、シアノ、基【化4】を示し、ここで、R1は水素原子、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル又は2-ヒドロキシエチルを示し、R2は水素原子、C1-6アルキル、C1-4ハロアルキル、C7-9アラルキル又は場合によりC1-4アルコキシ-カルボニル置換されていてもよいフェノキシメチルを示し、R3は場合により置換されていてもよいフェニル[ここで、置換基はハロゲン、C1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、C1-4アルコキシ、C1-4ハロアルコキシ、フェノキシ、ベンジルオキシ、シアノ、オキシジメチレンもしくはニトロを示す]又はナフチルを示し、R4は水素原子、C1-4アルキル、ベンジル、場合によりハロゲン置換もしくはC1-4アルキル置換されていてもよいフェニル又は場合によりC1-4アルキル置換されていてもよいテトラゾール-5-イルチオメチルを示し、R5はホルミル、C1-4アルキル-カルボニル、場合によりハロゲン置換もしくはC1-4アルキル置換されていてもよいフェニルカルボニル、3,4-ジクロロイソチアゾール-5-イルカルボニル、C1-4アルキルスルホニル又はフェニルスルホニルを示し、R6は水素原子、C1-4アルキル、場合によりハロゲン置換されていてもよいフェニル、C1-4アルキル-カルボニル、場合によりC1-4ハロアルキル置換されていてもよいベンゾイル又は場合によりC1-4ハロアルキル置換されていてもよいフェニルカルバモイルを示し、R7はC1-4アルキル、場合によりC1-4アルキル置換もしくはハロゲン置換されていてもよいフェニル、場合によりC1-4アルキル置換もしくはフェニル置換されていてもよいテトラゾール-5-イルもしくはチアジアゾール-2-イル、C1-4アルキル-カルボニル又はベンゾイルを示し、R8はC1-4アルキルを示し、mは0、1又は2を示し、或いはAが【化5】を示す場合には、R1とQとBは一緒になって、場合により、置換されていてもよい1〜3個の窒素原子を含む5もしくは6員の複素環式基[ここで、置換基はC1-4アルキル、C1-4ハロアルキル、場合によりハロゲン置換もしくはC1-4アルキル置換されていてもよいフェニル、ヒドロキシ、オキソ又はヒドロキシメチルを示す]を示してもよく、-(Q)k-Bは基【化6】を示してもよく、ここで、nは1又は2を示し、R9は水素原子又はC1-4アルキルを示し、R10は水素原子、ヒドロキメチル又は場合によりハロゲン置換されていてもよいベンジルを示し、R11は水素原子、C1-4アルキル又はフェニルを示し、R12は水素原子、C1-4アルキルもしくはフェニルを示し、又は2個のR12はそれらが結合する炭素原子と一緒になって5もしくは6員の炭化水素環を形成していてもよく、R13は水素原子、C1-9アルキル、C1-4アルコキシ-C1-4アルキルもしくはジ(C1-4アルコキシ)メチルを示し、又は2個のR13はそれらが結合する炭素原子と一緒になって場合によりC1-4アルキル置換されていてもよいC5-6脂環式基を形成していてもよく、-A-(Q)k-Bはチオール又は基【化7】を示してもよく、或いはAが【化8】を示し、Qが【化9】を示し、そしてBが【化10】を示す場合には、R1はR2と結合して、基【化11】を示してもよく、ここで、jは2、3又は4を示し、R14はC1-4アルキル、C3-6シクロアルキル又はヒドロキシ置換されたC2-4アルキルを示し、R15およびR16はそれぞれ独立して、C1-4アルキルもしくはフェニルを示し、又はR15とR16はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、少なくとも1個の窒素原子を含むかもしくは少なくとも1個の窒素原子及び1個の酸素原子を含む5もしくは6員の複素環式基を形成していてもよい、但し、Qが基【化12】を示す場合には、Aは【化13】を示し、そしてBはシアノを示し、ここで、R17は水素原子又はC1-4アルキルを示し、また、Qが基【化14】を示す場合には、Aは-NH-を示し、そしてBはシアノを示し、また、-(Q)k-Bが2,3-ジヒドロキシプロピルを示す場合には、Aは基【化15】又は硫黄原子を示し、また、-(Q)k-Bが2-ヒドロキシエチルを示し、且つAが【化16】を示す場合には、R1はC1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、フェニル又は2-ヒドロキシエチルを示し、また、Aが【化17】を示し、Qが【化18】を示し、Bが【化19】を示し、ここで、R1及びR2が水素原子を示し、且つR5がホルミルを示す場合には、R4は水素原子、ベンジル又は場合によりハロゲン置換もしくはC1-4アルキル置換されていてもよいフェニルを示す、で表わされるイソチアゾールカルボン酸誘導体。
IPC (4件):
C07D275/03 ,  A01N 43/80 102 ,  C07D417/12 ,  C07D417/14
FI (4件):
A01N 43/80 102 ,  C07D417/12 ,  C07D417/14 ,  C07D275/02
Fターム (28件):
4C033AA06 ,  4C033AA08 ,  4C033AA17 ,  4C063AA01 ,  4C063AA03 ,  4C063BB07 ,  4C063CC61 ,  4C063DD03 ,  4C063DD10 ,  4C063DD22 ,  4C063DD42 ,  4C063DD47 ,  4C063EE03 ,  4H011AA01 ,  4H011BB10 ,  4H011BC01 ,  4H011BC07 ,  4H011BC18 ,  4H011BC19 ,  4H011BC20 ,  4H011DA02 ,  4H011DA15 ,  4H011DA16 ,  4H011DC05 ,  4H011DC06 ,  4H011DD02 ,  4H011DD03 ,  4H011DH03

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