特許
J-GLOBAL ID:200903076002904863

クロック再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204948
公開番号(公開出願番号):特開平8-070332
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 波形等化回路の動作に左右されないクロック再生を行う。【構成】 A/D変換器1は、QAM信号をクロック発振器25からのクロックのタイミングでサンプリングする。第1と第2の乗算器3,5は、局部発振器7やπ/2移相器9からの検波信号により、A/D変換器1の出力を準同期直交検波し、I信号とQ信号を得る。第1のLPF11は、I信号から高域成分を除き、第1の2乗演算器13はその出力を2乗する。第2のLPF15は、Q信号から高域成分を除き、第2の2乗算演算器17はその出力を2乗する。加算器19は、第1と第2の2乗演算器13,17の出力を加算して、クロック周波数を抽出する。位相誤差検出回路21は、加算器19の出力からサンプリング時のクロック周波数ずれ及び位相ずれに見合った誤差を検出し、D/A変換器23はその誤差の量をアナログ信号の強度に置き換える。クロック発振器25は、D/A変換器23からの信号強度に見合っただけ発振周波数fs を変換させる。このクロック発振器25で発生するクロックは、またシステムクロックともなる。
請求項(抜粋):
多値QAM復調のクロック再生装置において、入力のQAM信号を準同期検波してI軸信号及びQ軸信号を得る直交検波手段と、前記直交検波手段からのI軸信号のスペクトルを整形する第1の低域通過フィルタと、前記直交検波手段からQ軸信号のスペクトルを整形する第2の低域通過フィルタと、前記第1の低域通過フィルタの出力を2乗する第1の演算手段と、前記第2の低域通過フィルタの出力を2乗する第2の演算手段と、前記第1及び第2の演算手段の出力の和をとってクロック成分を抽出する加算手段と、前記加算手段の出力からクロック位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差検出手段からの出力に応じて発振周波数を変化するクロック発振手段とを具備したことを特徴とするクロック再生装置。
IPC (3件):
H04L 27/38 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/033
FI (2件):
H04L 27/00 G ,  H04L 7/02 B

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