特許
J-GLOBAL ID:200903076007791560

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-049608
公開番号(公開出願番号):特開平6-264875
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 可動スクロール部材の旋回運動中にその基板の旋回スラスト受面及び固定側のスラスト受面と耐磨耗性レースとの摺動面の焼き付きや齧りを抑制して耐久性を向上する。【構成】 基板2aの表面に渦巻部2bを設けた固定スクロール部材2と、同様に基板8aの表面に渦巻部8bを設けた可動スクロール部材8の両渦巻部2b,8bを互いに角度をずらせ、かつ両渦巻部側壁が接触するように配設する。前記可動スクロール部材8の基板8aの外周寄りに形成した旋回スラスト受面8eと固定スクロール部材2を収容するハウジング2cに設けた固定スラスト受面2eとの間に耐磨耗性レース17を前記固定スラスト受面2eに沿って回動可能に介在する。可動スクロール部材8の旋回運動中に基板8aにより耐磨耗性レース17が回動されて摺動面の摩擦抵抗が軽減する。
請求項(抜粋):
基板の表面に渦巻部を設けた固定スクロール部材と、同様に基板の表面に渦巻部を設けた可動スクロール部材の両渦巻部を互いに角度をずらせ、かつ両渦巻部側壁が接触するように配設し、前記可動スクロール部材を自転を阻止させた状態で円軌道上を公転運動させて両渦巻部間に形成される密閉された圧縮室を渦巻部の外側から中心部へ移動させることによって前記圧縮室内の容積を縮小変化させるスクロール型圧縮機において、前記可動スクロール部材の基板前面の外周寄り旋回スラスト受面と、固定スクロール部材を収容するハウジングに設けた固定スラスト受面との間にスラスト荷重を受ける耐磨耗性レースを前記固定スラスト受面又は旋回スラスト受面に沿って回動可能に介在したスクロール型圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02

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