特許
J-GLOBAL ID:200903076010867675

サーマルプリンタのヘッド加圧機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-322232
公開番号(公開出願番号):特開平5-155101
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 記録紙の幅や厚みが異なったり、プラテンの長手方向に対するセット位置を片側に偏らせて使用した場合でも鮮明な印字が得られるようにすると共に、サーマルヘッドとプラテンの直接接触によるプラテンの摩耗を防止する。【構成】 サーマルヘッド1を長手側の中央部を中心に揺動可能に支持し、その揺動を規制するストッパ部3aとストッパ25を設け、サーマルヘッド1をヘッドプレート2,ヘッドフレーム3,引張りスプリング22等によりプラテン5に対して接近・離間する方向に変位可能に保持し、紙厚に対応してサーマルヘッド1がプラテン5から離間して、それがプラテン5に接触しないようにする。また、その離間の際にヘッドプレート2の突当て部2a,2bがプラテン5を支持する軸受18,28の外周に当接しながら変位するようにして、サーマルヘッド1の印字ラインがプラテン5上の所定の印字位置に対してずれないようにする。
請求項(抜粋):
円筒状のプラテンの軸に略平行に配設したライン型サーマルヘッドをその長手方向の中央部を中心に揺動可能に支持したサーマルプリンタにおいて、前記プラテンの軸端部に取り付けられた少なくとも外周の一部に前記軸と中心を共有する円弧状の縁部を形成した位置決め部材と、前記サーマルヘッドと一体に設けられ、前記位置決め部材の縁部に当接させたときに該サーマルヘッドの印字ラインを前記プラテンの外周面上の所定位置に対向させる当接部材と、該当接部材を前記位置決め部材の縁部に当接させながら前記サーマルヘッドを前記プラテンに対して接近・離間する方向に変位可能に保持するヘッド保持手段と、前記サーマルヘッドを前記プラテンに接近する方向へ加圧する手段とを設けると共に、前記サーマルヘッドの長手方向の中央部を中心とする揺動を規制する揺動規制手段を、前記ヘッド保持手段における前記プラテンの長手方向の両端部側にそれぞれ設けたことを特徴とするサーマルプリンタのヘッド加圧機構。
IPC (3件):
B41J 25/312 ,  B41J 25/316 ,  B41J 2/32
FI (2件):
B41J 25/28 H ,  B41J 3/20 109 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-084350
  • 特開平1-170164

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