特許
J-GLOBAL ID:200903076012431220

吊天井の施工方法とそれに使用される吊ボルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-351650
公開番号(公開出願番号):特開平9-177229
出願日: 1995年12月26日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 傾斜したスラブコンクリートなどでも容易に吊ボルトを垂下させられるようにして、精度の高い吊天井の施工を容易にかつ迅速に行なうことができる吊天井の施工方法とそれに使用される吊ボルトを提供する。【解決手段】 傾斜したスラブコンクリート1の天井面に係止部材として複数のアンカー2を平行な複数の直線状に適宜間隔を開けて設け、各アンカー2に、その長手方向の任意位置で2分割されて両部分が回動可能に連結された複数の吊ボルト3の基端をねじ込んで係止するとともに、各吊ボルト3の下部に吊金具4を係止し、各吊金具4に天井部材5の支持材5aの所定位置を係止させる。吊ボルト3は、そのいずれか一方の端部近傍の任意位置を2つに切断し、切断箇所をピン10によって連結して、ピン10を軸として回動可能に構成されており、吊ボルト3をアンカー2に係止する際に連結位置に近い方の端部を係止する。
請求項(抜粋):
傾斜したスラブコンクリートなどの天井面の適宜位置に設けられた係止部材に吊ボルトを係止し、吊ボルトに吊金具を介して天井部材を吊り下げて形成する吊天井の施工方法であって、天井面の適宜位置に複数の係止部材を天井面と垂直方向に設けておき、長手方向の任意位置で2分割されて両部分が回動可能に連結された複数の吊ボルトの上部を所定の係止部材に係止し、連結部分から垂下させられた各吊ボルトの下部に吊金具を係止し、それぞれの吊金具に天井部材の支持材を係止して天井部材を吊り下げるようにしたことを特徴とする吊天井の施工方法。

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