特許
J-GLOBAL ID:200903076024794670

車体構造用筒状部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011091
公開番号(公開出願番号):特開平8-197178
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 3次元に湾曲した筒状の車体構造部材を、壁面に割れが生じないように成形する。【構成】 アルミ製の筒状部材11を押し出し成形する際に、その金属組織を押し出し方向に延びる繊維状組織とする。その後、曲げ加工により鉛直面内に湾曲した筒状部材12を得る。次にこの筒状部材12の壁面を金型により鉛直方向および水平方向に押圧加工し、その断面形状を円環状から略矩形断面に変形させた筒状部材13を得る。さらにこの筒状部材13に焼鈍処理を施してその金型組織を微細かつ等軸な再結晶粒とした後に、筒状部材13を金型内部に保存した状態で筒状部材13の内部に圧力を負荷する張り出し成形を行い、その壁面を金型に密着させて断面形状を矩形に変形させる。
請求項(抜粋):
略円環状断面を有する筒状部材を押し出し成形し、この筒状部材を湾曲させる曲げ加工を施し、曲げ加工された前記筒状部材を金型の内部に保持した状態で前記筒状部材の内部に圧力を負荷し、その壁面を張り出させて前記金型に密着させる張り出し加工を施すことにより所望の断面形状を有する車体構造用筒状部材を製造する方法において、前記押し出し成形の際に、前記筒状部材の金属組織を押し出し方向に伸びる繊維状組織とし、かつ前記張り出し加工を施す前に前記筒状部材の金属組織を等軸の再結晶粒組織とする熱処理を施すことを特徴とする車体構造用筒状部材の製造方法。
IPC (4件):
B21D 53/86 ,  B21C 23/14 ,  B21D 26/02 ,  B62D 21/00

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