特許
J-GLOBAL ID:200903076029810070

音声認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213429
公開番号(公開出願番号):特開平9-062290
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 HMM連結制約を付与してリジェクト判定用の最大生成確率を少ない処理量と記憶量とで求める。【解決手段】 HMMデータメモリ9には、音素環境連結制約情報と言語的連結制約情報を付加した音素環境依存型の音素HMMを登録する。尤度テーブル作成部4は尤度テーブルを作成する。リジェクト判定用参照累積スコア算出部5は、制約情報に従って尤度テーブル上に設定したビタビ経路に沿ってリジェクト判定用の参照累積スコアを算出する。認識タスク累積スコア算出部6は、認識タスク用の累積スコアを算出する。判定部7は、リジェクト判定用最大参照累積スコアと認識タスク最大累積スコアを求めてリジェクト判定を行う。その結果、状態共有の音素HMMを用いる場合のリジェクト判定用最大参照累積スコアの演算量が少なくなり、リジェクト判定用最大参照累積スコアの記憶量も少なくなる
請求項(抜粋):
入力音声から音響パラメータを抽出する音響分析部と、状態遷移制約情報を有するサブワード単位のHMMが蓄積されているHMMデータメモリと、上記抽出された音響パラメータと上記蓄積されているHMMに基づいて、全HMMを構成している総ての状態の局所尤度を算出して尤度テーブルを作成する尤度テーブル作成部と、上記HMMの状態遷移制約情報に基づく制約に従って上記尤度テーブル上に経路を設定し、この経路に沿った最大参照累積スコアをビタビアルゴリズムによって算出するリジェクト判定用参照累積スコア算出部と、上記尤度テーブル上における上記HMMおよび各認識タスクに従った経路に沿った最大累積スコアを算出する認識タスク累積スコア算出部と、上記リジェクト判定用参照累積スコア算出部で算出された最大参照累積スコアと上記認識タスク累積スコア算出部で算出された最大累積スコアの差を算出し、この差の値が所定値以上であれば発声内容は認識対象外の未知発話であると判定してリジェクトするリジェクト判定部を備えたことを特徴とする音声認識装置
IPC (3件):
G10L 3/00 535 ,  G10L 3/00 521 ,  G10L 3/00 561
FI (3件):
G10L 3/00 535 ,  G10L 3/00 521 L ,  G10L 3/00 561 A

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