特許
J-GLOBAL ID:200903076030793040

移動通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-096474
公開番号(公開出願番号):特開平8-294170
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、予め設定した距離以下の移動端末相互間の通信を基地局を介さないで行い得る移動通信方式を提供することを目的とする。【構成】 交換機5を介して発呼要求が通知されたプロセッサ6は、現在PHS端末2を管理している基地局4と発呼要求を報告した基地局3の各設置位置情報をデータベース7から読み出して基地局3と4との間の距離情報を算出し、この距離情報を予め設定されている、PHS端末間での直接通信可能な最大距離と大小比較し、算出距離情報が設定最大距離以下の近距離である場合、基地局3及び4へPHS端末間通信試験要求オーダを送出する。これにより、PHS端末1及び2は、それぞれ相手側のPHS端末に向けて試験信号を無線送信するとともに、相手側PHS端末からの試験信号を受信する。それぞれ十分な感度が得られた場合には、プロセッサ6はPHS端末1及び2を直接通信状態へ遷移する。
請求項(抜粋):
第1及び第2の移動端末間の通信の発呼要求が該第1又は第2の移動端末から基地局を介してあったときに、交換機が該基地局を介して該第1及び第2の移動端末間の回線接続を行う移動通信方式において、前記発呼要求の通知を前記交換機を介して受けることにより、前記交換機及び前記基地局を介して前記第1及び第2の移動端末にそれぞれ相手側移動端末へ試験信号を送信させる試験信号送信制御手段と、前記第1及び第2の移動端末による前記試験信号の受信感度が共に所定値以上である通知を受けたときに、該第1及び第2の移動端末のそれぞれに移動端末間直接通信を行わせる直接通信要求を送出する直接通信要求送出手段と、前記第1及び第2の移動端末の両方又は一方の前記試験信号の受信感度が前記所定値未満である通知を受けたときに、前記交換機に前記基地局を介する該第1及び第2の移動端末間の回線接続を行わせる接続制御手段とを有し、前記直接通信要求の通知により前記第1及び第2の移動端末は前記交換機を介さないで直接通信を行うことを特徴とする移動通信方式。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04Q 7/34
FI (2件):
H04B 7/26 109 C ,  H04Q 7/04 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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