特許
J-GLOBAL ID:200903076033804050
スイング圧縮機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200161
公開番号(公開出願番号):特開平10-047278
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 公転運動を行なうローラ(5)にブレード(6)が一体に設けられてなるピストン(4)を備えたスイング圧縮機において、ローラ(5)の公転運動に伴ってブレード(6)が保持ブッシュ(7)に対し往復運動するものであるにも拘らず、ブレード(6)の先端部と保持ブッシュ(7)ないしシリンダ(1)との間における油膜形成能力を向上させるとともに、ブレード(6)先端部のエッジに起因するこじを生じ難くさせ、ピストン(4)の挙動を安定化できるようにする。【解決手段】 ブレード(6)の先端部を、その揺動軸心(Q)の方向における寸法が先端側に向かって小さくなるテーパ状に形成する。
請求項(抜粋):
断面円形状をなすシリンダ室(2)に吸入口(1a)及び吐出口(1b)が周方向にずれて開口されてなるシリンダ(1)と、上記シリンダ(1)を貫通した状態で軸心(P)回りに回転可能に設けられ、シリンダ室(2)内に偏心軸部(3a)を有するクランク軸(3)と、上記クランク軸(3)の偏心軸部(3a)に回転可能に外嵌合されていて該クランク軸(3)の回転により上記軸心(P)回りの公転運動を行なうローラ(5)に、断面矩形状のブレード(6)が半径方向外方に向かって突出するように一体に設けられてなるピストン(4)と、上記シリンダ(1)のシリンダ室(2)に臨む吸入口(1a)及び吐出口(1b)間の位置に配置され、上記ブレード(6)をクランク軸(3)の軸心(P)と平行な軸心(Q)回りに揺動可能にかつ該ブレード(6)の長さ方向に往復移動可能に保持する保持体(7)とを備え、上記ローラ(5)の公転運動に伴い、上記ブレード(6)により区画されかつ上記吸入口(1a)に臨むシリンダ室(2)内の低圧室(2a)に該吸入口(1a)から作動流体を吸入する一方、ブレード(6)により区画されかつ上記吐出口(1b)に臨むシリンダ室(2)内の高圧室(2b)の作動流体を該吐出口(1b)から吐出するようにしたスイング圧縮機において、上記ブレード(6)の先端部を、その揺動軸心(Q)の方向における寸法が該ブレード(6)の先端側に向かって小さくなるテーパ状に形成したことを特徴とするスイング圧縮機。
IPC (4件):
F04C 21/00
, F04C 18/356
, F04C 29/02 321
, F04C 29/10 331
FI (4件):
F04C 21/00
, F04C 18/356 N
, F04C 29/02 321 Z
, F04C 29/10 331 Z
引用特許:
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