特許
J-GLOBAL ID:200903076035201310

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河▲崎▼ 眞樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-186148
公開番号(公開出願番号):特開2001-013091
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 従来に比してX線ラインセンサの有効長を短くしても、従来と同等もしくはそれ以上の視野を得ることのできるX線CT装置を提供する。【解決手段】 複数のX線ラインセンサ2a,2bを、X線照射方向中心線Cを挟んで両側に間隙Gを開けて、中心線Cからの距離L/2内に配置し、トータルの有効長をL/2以上とする。また、各X線ラインセンサ2a,2bは、中心線Cで片側の領域を他側に折り返して重畳させたとき、長さL/2の領域の全てがいずれか一方側のX線ラインセンサ2aまたは2bでカバーするように配置することにより、z軸の回りに試料Wが360°回動することで、断層像を再構成するために必要なデータを採取可能とし、短い有効長のX線ラインセンサを複数個用いて、そのトータルの有効長のラインセンサを用いた場合と同等の視野を得ることを可能とする。
請求項(抜粋):
X線発生手段と、そのX線発生手段からのX線を入射すべく、当該X線発生手段に対向して、そのX線照射方向に直交し、かつ、断層像を得るための試料のスライス面に沿うように直線状に配置されたX線センサ群と、そのX線センサ群と上記X線発生手段との間に配置され、試料を搭載して上記スライス面に直交する軸の回りに回動させ、かつ、当該軸に沿って移動させる試料ステージを備え、試料ステージを駆動して試料を回動させつつ、X線センサ群により検出した試料のX線透過情報から、上記スライス面で切断した試料の断層像を再構成するX線CT装置において、上記X線センサ群が、互いに間隙を開けて一直線状に並べられた複数のX線ラインセンサによって構成されているとともに、その各X線ラインセンサは、X線照射方向中心線を挟んでその両側に、当該中心線から所定距離L/2内に配置され、そのトータルの有効長が上記L/2以上であり、かつ、上記中心線で片側の領域を他側に折り返して重畳させたとき、長さL/2の領域の全てがいずれか一方側のX線ラインセンサでカバーされるよう、当該中心線を挟んで非対称に配置されていることを特徴とするX線CT装置。
Fターム (11件):
2G001AA01 ,  2G001BA11 ,  2G001CA01 ,  2G001DA02 ,  2G001DA06 ,  2G001DA08 ,  2G001DA10 ,  2G001FA06 ,  2G001HA14 ,  2G001JA08 ,  2G001PA14

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