特許
J-GLOBAL ID:200903076038711980
ソレノイド式移動機構及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027936
公開番号(公開出願番号):特開平10-220626
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】可動軸と可動鉄心とを確実に同軸上に位置した状態でかしめ固定することのできるソレノイド式移動機構及びその製造方法を提供する。【解決手段】可動軸51が貫通する貫通孔54を備えたガイド部材53を台座71の保持部74に嵌め込み、蓋72を台座74に取り付けてガイド部材53を台座74に保持固定する。そして、可動軸51の取付部51aを可動鉄心40に設けられた円筒状の挿入部42に挿入し、同可動鉄心40をガイド部材53側へ加圧する。挿入部42の先端は、ガイド部材53における貫通孔54の内周に設けられたテーパ面56に接触し、そのテーパ面56によって挿入部42先端の周方向全体が可動軸51へ向かって押圧される。その結果、挿入部42と取付部51aとがかしめられ、可動鉄心40と可動軸51とは同軸上に位置した状態で固定される。
請求項(抜粋):
電磁ソレノイドを励磁又は消磁することにより直線状に移動する可動鉄心と、該可動鉄心の移動方向一方端に突出形成された円筒状の挿入部と、該挿入部に挿入された状態で同挿入部にかしめ固定される可動軸と、前記電磁ソレノイドの励磁又は消磁による該可動軸の移動を案内する貫通孔が設けられたガイド部材とを備えるソレノイド式移動機構において、前記ガイド部材は、前記貫通孔の前記可動鉄心側の端部に、前記挿入部の可動鉄心移動方向への押圧に基づいて同挿入部に可動鉄心軸線へ向かう押圧力を付与するテーパ面を有することを特徴とするソレノイド式移動機構。
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