特許
J-GLOBAL ID:200903076041931614
極性表面の担体付非発火性骨格触媒の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-518122
公開番号(公開出願番号):特表2001-502228
出願日: 1997年10月14日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】本発明の方法によれば、触媒活性金属およびアルカリ可溶性金属の合金粉末を、この合金粉末重量の3〜10倍の重量を有する0.5〜4重量%水酸化アルカリ溶液(溶液中の水酸化アルカリの量は、合金重量の5〜30重量%に相当)中に懸濁するか、または合金粉末を水中に懸濁し、ここに、水酸化アルカリを上記重量で含む溶液を滴下し、得られた懸濁液を90〜100°Cで、激しい水素の発生が停止するまで加熱し、この懸濁液に、10〜40重量%水酸化アルカリ溶液を、(水酸化アルカリの重量)対(出発合金の重量)の割合が10〜60重量%になるような量で添加し、懸濁液を30〜100°Cでさらに3〜60分間撹拌し、固相を分離し、洗浄して中和する。
請求項(抜粋):
1.触媒活性金属およびアルカリ可溶性金属の合金粉末を水酸化アルカリ金属水溶液で処理することによって、触媒活性金属、好適にはニッケル、コバルト、クロム、銅、マンガン、鉄、パラジウムおよび/または白金を高分散の状態で含み、極性表面を有する担体付非発火性骨格触媒を製造する方法において、 合金粉末を、この合金粉末重量の3〜10倍の重量を有する0.5〜4重量%水酸化アルカリ溶液(溶液中の水酸化アルカリの量は、合金粉末重量の5〜30重量%に相当)中に懸濁するか、または合金粉末を水中に懸濁し、ここに、水酸化アルカリを上記重量で含む溶液を滴下し、 得られた懸濁液を90〜100°Cで、激しい水素の発生が停止するまで加熱し、 この懸濁液に、10〜40重量%水酸化アルカリ溶液を、(水酸化アルカリの重量)対(出発合金粉末の重量)の割合が10〜60重量%になるような量で添加し、 懸濁液を30〜100°Cでさらに3〜60分間撹拌し、 アルカリ可溶性金属から形成された酸化物-水酸化物および活性金属を含む固相を分離し、洗浄して中和することを特徴とする方法。 2.所望により、出発水酸化アルカリ溶液に、合金粉末重量を基準に0.5〜5重量%の塩化アンモニウム、塩化ナトリウム、塩化カリウムおよび/または塩化リチウムを添加する請求項1記載の方法。 3.製造した触媒は、有機溶媒、好適には低級アルコール中で保存する請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B01J 25/00 Z
, B01J 25/02 Z
前のページに戻る