特許
J-GLOBAL ID:200903076058435670

マスタシリンダにおけるセンターバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 保科 敏夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332738
公開番号(公開出願番号):特開平9-150728
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】センターバルブ70に対し、ゴム材料からなるシール部材を用いることを前提とし、そこに生じるシール喰われを有効に防止する。【解決手段】シールのための着座部分を、外側および内側の2重構造とし、外側シール部98をゴム材料で、また、内側シール部94を外側シール部98のゴム材料に比べて剛性の高い材料で作る。そして、そうした両シール部98,94は、ポペット型の弁体72に対し、外側シール部98の方が内側シール部94に比べてより早く着座するような距離関係である。
請求項(抜粋):
軸線をもち、内部にその軸線に沿うシリンダ孔があるシリンダ本体と、そのシリンダ孔の内部に液圧室を区画するピストンと、そのピストンが前記軸線方向に移動することに応じて、前記液圧室と作動液リザーバ側とを連通、遮断するバルブとを備えるマスタシリンダにおいて、前記バルブは前記ピストンの中心部に位置するセンターバルブであり、ヘッド部およびそのヘッド部から延びるロッド部を含み、そのロッド部が前記ピストンに設けた中心孔にはまり、前記軸線に沿う方向に移動可能な弁体と、前記中心孔の開口部を取り囲む部分であり、前記弁体と相協力してバルブ機能を生じる弁座と、前記弁体を弁座に向けて付勢する弁ばねと、その弁ばねの付勢力に抗して、前記ピストンの非作動位置で、前記弁体と弁座とを離す開弁手段とからなり、互いに離、着座する前記弁体あるいは弁座のいずれか一方の着座部分を、ゴム材料からなる外側シール部と、その外側シール部の内周に位置し、外側シール部のゴム材料に比べて剛性の高い材料からなる内側シール部とにより構成し、しかも、外側シール部が着座する部分を、内側シール部が着座する部分に比べて、前記弁体あるいは弁座の他方の着座部分により近く配置するようにしたマスタシリンダにおけるセンターバルブ。
IPC (2件):
B60T 11/16 ,  B60T 15/02
FI (2件):
B60T 11/16 Z ,  B60T 15/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平7-500298
  • 特公昭49-006069

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