特許
J-GLOBAL ID:200903076078566215

超音波反射型距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 信太 明夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-031059
公開番号(公開出願番号):特開平10-197632
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 検出分解能の向上を図り得る超音波反射型距離測定装置を提供する。【解決手段】 駆動パルスを減らし、反射検出波の特定波が基準電圧以上となるように反射検出波を増幅し、この増幅した反射検出波をローパスフィルタを通さずにコンパレータ14に入力することにより、基準電圧と比較される反射検出波の傾きを垂直に近くなるようにして、伝播時間誤差を低減し、測定精度を向上させる。
請求項(抜粋):
所定の周波数でi(iは2以上の整数)個の駆動パルスを発生する駆動パルス発生回路と、前記駆動パルスに励起されて前記所定周波数の超音波を空気中に発射し、対象物体で反射されて戻ってきた前記超音波の反射波で励起されて前記周波数の超音波を反射検出波として出力する超音波振動子と、前記反射検出波の第j(jは1≦j≦iなる整数)波の電圧が、基準電圧以上となり、第j波以前の波の電圧が前記基準電圧より小さくなるように、前記反射検出波を所定の利得で増幅する増幅回路と、前記増幅された反射検出波を整流する整流回路と、前記整流された反射検出波の電圧が前記基準電圧以上となったとき、反射検出パルスを出力するコンパレータと、前記駆動パルスの第j波と前記反射検出パルスの第j波との時間差を計測することにより、前記空気中に放射した超音波が前記超音波振動子と前記対象物体の間を往復するのに要した伝播時間を算出する時間計測回路と、周囲温度に基づいて、前記空気中に放射した超音波の伝播速度を算出し、この伝播速度と前記伝播時間とを用いて、前記対象物体までの距離を算出する距離算出回路と、前記増幅回路の増幅利得および基準電圧を予め最適化しておく反射検出監視回路とを備えたことを特徴とする超音波反射型距離測定装置。
IPC (3件):
G01S 15/10 ,  G01B 17/00 ,  G01S 7/526
FI (3件):
G01S 15/10 ,  G01B 17/00 B ,  G01S 7/52 J

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