特許
J-GLOBAL ID:200903076082316649

内燃機関の吸気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036764
公開番号(公開出願番号):特開平9-228878
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 複数の気筒群毎に夫々対応して設けられた各吸気調整弁の開度を夫々独立に制御するにも関わらず、内燃機関の回転数を目標アイドル回転数に確実に安定させることのできる内燃機関の吸気制御装置を提供する。【解決手段】 V型エンジン1の2つの気筒群GL,GRに夫々対応して設けられた各スロットル弁9L,9Rを、2つのECU19L,19Rにより夫々独立に制御して、エンジン1のアイドル回転数を目標値に保持させるよう構成された装置において、両ECU19L,19Rのうち、一方のECU19Rが、他方のECU19Lによるスロットル弁9Lの制御開閉方向を検出し、その開閉方向と、自分がスロットル弁9Rを制御しようとしている開閉方向とが反対である場合には、スロットル弁9Rの開度を変化させないように構成されている。この結果、両スロットル弁9L,9Rが反対の開閉方向に制御されず回転数が安定する。
請求項(抜粋):
内燃機関に備えられた複数の気筒を所定のグループ別に分けてなる複数の気筒群毎に夫々対応して設けられ、対応する気筒群に接続された複数の吸気通路と、前記各吸気通路に夫々配置され、対応する気筒群への吸気供給量を調整するための複数の吸気調整弁と、前記各吸気調整弁に夫々対応して設けられ、前記内燃機関がアイドル運転状態にある時に、夫々が前記内燃機関の回転数を検出すると共に、当該検出した回転数が所定の目標アイドル回転数となるように、対応する前記吸気調整弁の開度を制御する複数の制御手段と、を備えた内燃機関の吸気制御装置において、前記制御手段のうちの少なくとも1つは、自己以外の他の制御手段が前記吸気調整弁を開き側及び閉じ側の何れの開閉方向に制御しているかを検出する制御状態検出手段を備えると共に、該制御状態検出手段の検出結果に基づき、他の制御手段による前記吸気調整弁の開閉方向と、自己が前記吸気調整弁を制御しようとしている開閉方向とが反対であるか否かを判定して、前記開閉方向が反対である場合には、自己に対応する前記吸気調整弁の開度を変化させないように構成されていること、を特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/16 ,  F02D 9/02 305 ,  F02D 9/02 ,  F02D 9/02 361 ,  F02D 41/08 310 ,  F02D 41/08 315
FI (6件):
F02D 41/16 L ,  F02D 9/02 305 D ,  F02D 9/02 305 M ,  F02D 9/02 361 J ,  F02D 41/08 310 ,  F02D 41/08 315

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