特許
J-GLOBAL ID:200903076082868315

密閉式給湯装置の給湯方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-020219
公開番号(公開出願番号):特開平9-216042
出願日: 1996年02月06日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ラドル移送中の溶湯の滴下が無く、かつ、給湯量が一定で給湯精度が高く、酸化物の混入がない密閉式給湯装置の給湯方法を提供する。【解決手段】 溶解保持炉内に浸漬されたラドル20内の溶湯液面が、密閉蓋20b下面に接するようにラドル懸垂支持昇降手段60を操作してラドルを静止させ、ラドル吸入口20cを開いて溶湯を充満させた後、吸入口を閉じてラドルを移送し、導管2Bの溶湯吐出側を射出スリーブ内に挿入した後、ラドル内に加圧ガスを注入することにより、ラドル内溶湯の所要量を射出スリーブ内へ給湯する給湯方法であって、給湯の際ガスを注入した後、加圧ガス供給ライン30に設置した圧力センサ32によりラドル内ガス圧力を検出し設定圧力に達してからタイマで設定した時間だけガスをラドル内に注入することによって射出スリーブへの溶湯給湯量を制御する。
請求項(抜粋):
アルミニウム合金またはマグネシウム合金の溶湯をダイカストマシンなどの射出スリーブ内へ給湯する密閉式給湯装置であって、溶湯の溶解保持炉内に浸漬されて懸架され底部側方に突出して設けた上方に開口した連通遮断自在な溶湯の吸入口を備えるとともに該吸入口を連通遮断する弁棒と弁棒昇降用の弁棒シリンダとからなる開閉装置をラドル本体の外部に備えたラドルと、該ラドル懸垂支持昇降手段と、一端が該ラドル内に収納され他端が該ラドルより突出して前記射出スリーブ内へ挿入され該ラドル内の溶湯を前記射出スリーブへ注湯する導管と、該ラドル内溶湯を排出するため該ラドル内の溶湯液面を加圧する加圧ガスの注入手段および圧力センサならびに流量調整弁を備えた加圧ガス供給ラインとを備えるとともに、前記導管の溶湯吐出側は、下方に向かって傾斜させるとともに、前記ラドル懸垂支持昇降手段の昇降方向を傾斜した前記射出スリーブと平行に傾斜させた密閉式給湯装置を使用する給湯方法において、溶解保持炉内に浸漬されたラドル内の溶湯液面が、該ラドルの密閉蓋下面に接するようにラドル懸垂支持昇降手段を操作して該ラドルを静止させ、前記吸入口を開いて該ラドル内に溶湯を充満させた後、該吸入口を閉じて該ラドルを移送し、前記導管の溶湯吐出側を射出スリーブ内に挿入した後、該ラドル内に加圧ガスを注入することにより、ラドル内溶湯の所要量を射出スリーブ内へ給湯する密閉式給湯装置の給湯方法であって、前記導管の溶湯吐出側を射出スリーブ内に挿入した後に行なう給湯の際、該ラドル内に加圧ガスを注入した後、前記加圧ガス供給ラインに設置した圧力センサによりラドル内ガス圧力を検出して、該検出圧力があらかじめ設定した設定圧力に達してからタイマで設定した所定時間だけ加圧ガスをラドル内に注入することによって前記射出スリーブへの溶湯給湯量を制御することを特徴とする密閉式給湯装置の給湯方法。
IPC (2件):
B22D 17/30 ,  B22D 39/06
FI (4件):
B22D 17/30 A ,  B22D 17/30 B ,  B22D 17/30 C ,  B22D 39/06

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