特許
J-GLOBAL ID:200903076086765294

射出成形機の可塑化制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石戸 久子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-133963
公開番号(公開出願番号):特開平6-320586
出願日: 1993年05月12日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 加熱シリンダ内の溶融材料の温度を均一に維持できるようにする。【構成】 加熱シリンダ10には、スクリュー12が回転可能かつ軸方向移動可能にはめ合わされている。スクリューの後端側には、背圧付与装置14及びスクリュー回転駆動装置16がそれぞれ連結されている。加熱シリンダの外周部には、複数の加熱ヒータ18が取り付けられている。加熱シリンダ先端側の貯留部10aの内周面には材料温度検出用熱電対20が設けられており、対応する位置のシリンダ壁内にはシリンダ温度検出用熱電対22が設けられている。両熱電対の測定温度の信号は、それぞれの変換器32、34を介して補正量演算器36に入力されている。スクリュー回転制御装置28は、コントローラ30からの指令信号に従ってスクリュー回転駆動装置の回転速度を制御可能である。比例定数設定器38は、射出装置の形状などに応じて決定される比例定数Kを入力可能であるとともに、これを補正量演算器に出力可能である。
請求項(抜粋):
加熱シリンダの温度、スクリュー回転数、及びスクリューに作用する背圧、の3つのパラメータのうち、2〜0のパラメータの値をあらかじめそれぞれ決定しておき、残りのパラメータの値を仮設定して、仮設定条件で試験成形を開始し、このときの加熱シリンダ自身の温度と、加熱シリンダ内周面における溶融材料の温度とに基づいて、仮設定したパラメータの補正量をそれぞれ演算し、補正したパラメータの値を用いて再度試験成形を行い、補正量があらかじめ決定した値以内になるまで補正作業を行うことによって仮設定したパラメータの最終的な設定値を決定することを特徴とする射出成形機の可塑化制御方法。
IPC (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/76

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