特許
J-GLOBAL ID:200903076087580620

リチウム電池用ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-394870
公開番号(公開出願番号):特開2002-198017
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2002年07月12日
要約:
【要約】【課題】 高温環境下や熱衝撃等での使用が可能であるとともに、リチウムを使用した電池での容量減少や性能劣化を起こさないガスケットを提供する。【解決手段】 図(a)は比較例を示し、負極端子53に、脱フッ素処理済であるが端部は切断していないガスケット24Bを介して正極端子54を取付けた。脱フッ素処理をしたためにガスケット24Bの表面が炭素リッチとなり、僅かであるが導電性が発生する虞れがある。そこで(b)で脱フッ素処理済のガスケット24Bの大径部28の端部及び小径部27の端部を切断部57,58で切断する。(c)に示す通り、切断部57,58に脱フッ素処理を施さない絶縁性表面59,60が現れる。切断したガスケット24Cでは、絶縁性表面59,60の存在により、電流55,56の発生を防止することができ、不都合な短絡を解消することができる。
請求項(抜粋):
リチウムを使用する電池の正極端子と負極端子との間に介在するガスケットをフッ素系樹脂としたリチウム電池用ガスケットにおいて、前記ガスケットは、真空又は不活性ガス中で脱フッ素剤にさらす脱フッ素工程と、この工程により前記ガスケットの表面上に生成されたフッ化物を水又は有機溶媒で取り除くクリーニング工程を経て表面処理してあることを特徴とするリチウム電池用ガスケット。
Fターム (7件):
5H011AA02 ,  5H011FF03 ,  5H011GG02 ,  5H011HH02 ,  5H011JJ02 ,  5H011JJ07 ,  5H011JJ25

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