特許
J-GLOBAL ID:200903076092036024

チクソキャスティング法およびチクソキャスティング用Al合金材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288071
公開番号(公開出願番号):特開平9-104933
出願日: 1995年10月09日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 高い靱性を有するAl合金鋳物を得ることが可能なチクソキャスティング法を提供する。【解決手段】 改良剤としてSrを添加されたAl合金材料に加熱処理を施して、固相と液相とが共存する半溶融Al合金材料を調製し、次いで、加圧下で、半溶融Al合金材料の鋳型キャビティへの充填と、それに次ぐ半溶融Al合金材料の凝固とを行う。その際、Al合金材料におけるSrの添加量を0ppm <Sr≦100ppm に設定し、また鋳型キャビティにおける半溶融Al合金材料の剪断速度RsをRs≧50s<SP>-1</SP>に設定する。これにより液相の凝固により生じたマトリックスの金属組織を確実に微細化すると共にそのマトリックスと、固相の凝固により生じた分散相との濡れ性を良好にして、Al合金鋳物の靱性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
改良剤としてSrを添加されたAl合金材料(5)に加熱処理を施して、固相と液相とが共存する半溶融Al合金材料(5)を調製し、次いで、加圧下で、半溶融Al合金材料(5)の鋳型キャビティ(4)への充填と、それに次ぐ半溶融Al合金材料(5)の凝固とを行うに当り、前記Al合金材料(5)におけるSrの添加量を0ppm <Sr≦100ppm に設定し、また前記鋳型キャビティ(4)における前記半溶融Al合金材料(5)の剪断速度RsをRs≧50s<SP>-1</SP>に設定したことを特徴とするチクソキャスティング法。
IPC (6件):
C22C 1/02 501 ,  C22C 1/02 503 ,  B22D 17/00 ,  B22D 17/22 ,  C22C 21/00 ,  C22C 21/04
FI (6件):
C22C 1/02 501 B ,  C22C 1/02 503 J ,  B22D 17/00 Z ,  B22D 17/22 F ,  C22C 21/00 N ,  C22C 21/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-188449
  • 特開昭59-042172

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