特許
J-GLOBAL ID:200903076106527549

救出運転点検装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143224
公開番号(公開出願番号):特開平8-012214
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 保守員が救出運転手段の点検のために現場に出向く手間が省け、しかも、救出運転装置に異常が発生した時には、その救出運転異常の情報を遠隔地で把握でき、保守作業の作業効率を著しく向上させることができる救出運転点検装置を提供する。【構成】 予め設定された日時になると、停電検出器動作装置12は停電検出器2に動作指令信号を送って停電検出器2を動作させ、エレベーターを停電状態にし、救出運転装置10が内蔵する蓄電池から直流電源を制御装置9とインバーター5に供給させると共に、制御装置9に救出運転を指令し、エレベーターを救出運転させて、診断装置13が救出運転時に計測した各種データを収集し、収集データまたは記憶装置から読み出したデータとの間で演算したデータと、予め設定された設定データとを比較して、エレベーターの救出運転が正常に行われたか否かを判断する。
請求項(抜粋):
エレベーターの商用電源の停電を検出する停電検出手段が前記商用電源の停電を検出した時にエレベーターを救出運転する救出運転手段による救出運転動作を点検するために、前記商用電源の停電に拘らず前記救出運転手段を動作させ、これによって行われる救出運転動作が正常に行われるか否かを判定する救出運転点検装置において、所定の時期に前記商用電源の停電に拘らず前記停電検出手段を強制動作させる停電検出強制動作手段と、該停電検出強制動作手段の動作によって前記停電検出手段が動作し、これによって前記救出運転手段がエレベーターを救出運転した時の点検データを収集する点検データ収集手段と、該点検データ収集手段が収集した点検データを記憶する点検データ記憶手段と、前記点検データ収集手段が収集した点検データまたは該点検データや前記点検データ記憶手段から読み出した点検データに基づいて演算された演算データと予め設定された設定データとを比較して救出運転動作が正常に行われたか否かを判定する救出運転判定手段と、該救出運転判定手段が当該救出運転動作を異常と判定した時に救出運転異常の情報を通信手段を介して遠隔地の情報受信装置に発信する異常情報発信手段を有したことを特徴とする救出運転点検装置。
IPC (3件):
B66B 5/00 ,  B66B 3/00 ,  B66B 5/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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