特許
J-GLOBAL ID:200903076117011013

筒内噴射式エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-201755
公開番号(公開出願番号):特開平11-044238
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 筒内噴射式エンジンにおけるインジェクタの特性の個体差を是正するための学習を行い、とくにエンジン暖機前に精度良く学習を行い、エンジン暖機後の燃料制御に即座に学習値を反映させることができるようにする。【解決手段】 エンジン暖機後は所定運転領域で成層燃焼が行なわれる筒内噴射式エンジンにおいて、目標空燃比等に基づいて演算した燃料噴射量から噴射時間を換算してインジェクタ22を制御する燃料噴射制御手段60と、半暖機状態のときに理論空燃比でフィードバック制御を行ないつつ、そのフィードバック補正量に基づき、インジェクタの特性の個体差による誤差を修正するための学習値を演算する学習手段65とを設けている。
請求項(抜粋):
燃焼室内に直接燃料を噴射するインジェクタを備え、所定運転領域においてエンジン冷間時は理論空燃比もしくはこれよりリッチな空燃比としつつ均一燃焼を行なわせ、エンジン暖機後は理論空燃比よりもリーンな空燃比としつつ成層燃焼を行なわせるようにした筒内噴射式エンジンにおいて、目標空燃比及び吸気充填量に基づいて燃料噴射量を演算し、この燃料噴射量から噴射時間を換算してその噴射時間を制御する信号を上記インジェクタに対して出力する燃料噴射制御手段と、暖機完了に近い半暖機状態のときに、理論空燃比を目標空燃比とした均一燃焼状態で空燃比検出手段の出力に応じた燃料噴射量のフィードバック制御を行ないつつ、そのフィードバック制御による燃料噴射量の補正に基づき、インジェクタの特性の個体差による噴射量の誤差を修正するための学習値を演算する学習手段とを設け、エンジン暖機後に上記成層燃焼を行なわせるときに、上記燃料噴射制御手段による制御に上記学習値を反映させることを特徴とする筒内噴射式エンジン。
IPC (4件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/06 305
FI (4件):
F02D 41/14 310 H ,  F02D 41/02 325 A ,  F02D 41/04 305 C ,  F02D 41/06 305

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