特許
J-GLOBAL ID:200903076117946390

放電灯点灯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-196725
公開番号(公開出願番号):特開平10-041079
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】矩形波交流電圧の周波数を高くでき、回路構成の小型化及び軽量化が可能な放電灯点灯装置を提供する。【解決手段】制御部8は演算部7からの基準値に応じてインバータ部2の出力を制御する。ランプ電流検出部4及びランプ電圧検出部5にて検出されたランプ電流及びランプ電圧の検出出力はA/D変換部6でディジタル信号に変換されてから演算部7に入力される。演算部7では上記ディジタルの検出出力の変化量が所定の範囲内に収まっているか否かでランプ電流及びランプ電圧が過渡期か安定状態かを判断する。そして、過渡期の場合にはその検出出力を無視し、安定状態のときの検出出力に基づいて基準値の演算を行う。よって、従来例に比較して処理時間を大幅に短縮できるため、矩形波交流電圧の周波数を高くでき、回路構成の小型化及び軽量化が可能となる。
請求項(抜粋):
放電灯に矩形波の交流電圧を供給するインバータ手段と、放電灯に流れるランプ電流を検出するランプ電流検出手段と、放電灯に印加される電圧を検出するランプ電圧検出手段と、ランプ電流検出手段及びランプ電圧検出手段のアナログの検出出力をそれぞれ所定のサンプリング周期にてディジタル信号に変換するA/D変換手段と、A/D変換手段から出力されるディジタルの検出出力に応じてインバータ手段の出力制御のための基準値を演算する演算手段と、演算手段から与えられる基準値に基づいてインバータ手段の出力制御を行う制御手段とを備え、演算手段は、A/D変換手段から出力されるディジタルの検出出力の変化量が所定の範囲内に収まっている場合にのみ基準値の演算を行って成ることを特徴とする放電灯点灯装置。

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