特許
J-GLOBAL ID:200903076125115340

構造物棟間緩衝オイルダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-062662
公開番号(公開出願番号):特開平9-256676
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 従来のように、連結する二つの構造物の両者にアンカーする必要がなく、隣接する建物間の地震による揺れの低減、壁に接近して設置された家具の揺れ防止、橋梁と橋脚間の地震による揺れの減衰または独立高架橋間の揺れの低減等広い範囲に応用される緩衝オイルダンパーを提供することを課題とする。【解決手段】 並立する構造物のいずれか一方の構造物に、緩衝オイルダンパーの本体となるフランジを有するシリンダを、アンカーボルトで取着し、該シリンダには、左右に油圧室を形成するようにピストンが嵌合してあり、該ピストンには左右の油圧室を連結するオリフィスと、構造物の向こう側の油圧室から構造物側の油圧室にしか流れない一方向弁を備えており、また該ピストンの、構造物の向こう側にはピストンロッドが、シリンダを貫通し、該シリンダロッドの先端は押し板を形成し、シリンダとピストンロッドは、常套手段でシールされ、シリンダの外部と前記押し板の間に、ばねを挿入し、常時は前記押し板を構造物の外側に付勢してあり、油圧室には油が充填されてなる構造とする。
請求項(抜粋):
構造物棟間に設置される緩衝オイルダンパーであり、該オイルダンパーは一方の構造物にのみ取着され、双方の構造物が振動によって接近し、前記オイルダンパーが相手の構造物を押圧する場合のみ減衰効果を発揮し、双方の構造物が振動によって離隔する場合は減衰効果のないことを特徴とする構造物棟間緩衝オイルダンパー。
IPC (3件):
E04H 9/02 351 ,  F16F 9/10 ,  F16F 15/02
FI (3件):
E04H 9/02 351 ,  F16F 9/10 ,  F16F 15/02 F

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