特許
J-GLOBAL ID:200903076130272446

信号適応フィルタリング方法及び信号適応フィルター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023296
公開番号(公開出願番号):特開平10-313456
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ブロックに基づいた圧縮復元された画像からブロック化ノイズ及びリンギングノイズを取り除いて、圧縮復元された画像の品質を改善させることができる信号適応フィルタリング方法及び信号適応フィルターを提供する。【解決手段】 圧縮復元された画像に対して傾斜度を計算する段階と、グローバルエッジマップ生成段階と、ローカルエッジマップ生成段階と、二進エッジマップ情報を生成する段階と、二進エッジマップ情報がエッジ情報を含んでいるかを判断する段階と、前記判断段階でエッジ情報を含んでいないと判断されれば、新たな画素値を生成する第1生成段階と、前記判断段階でエッジ情報を含んでいると判断されれば、第2加重値を用いフィルタリングして新たな画素値を生成し、フィルターウインドの中心に位置した画素がエッジ情報である場合はフィルタリングを行わない第2生成段階とを含む。
請求項(抜粋):
画像データのブロック化効果及びリンギングノイズ減少のための信号適応フィルタリング方法において、a)圧縮復元された画像に対して各画素別に所定の傾斜度を計算する段階と、b)前記傾斜度演算された各画素別結果値を所定の量子化ステップ(Q)に基づき決定されるグローバル臨界値と比較して、その結果を各画素別二進値として生成するグローバルエッジマップ生成段階と、c)前記傾斜度演算された各画素別結果値を所定の大きさを有するブロック単位で決定されるローカル臨界値と比較して、その結果を各画素別二進値として生成するローカルエッジマップ生成段階と、d)前記グローバルエッジマップ生成段階で生成されたグローバルエッジマップ情報と前記ローカルエッジマップ生成段階で生成されたローカルエッジマップ情報を論理和して二進エッジマップ情報を生成する段階と、e)前記生成された二進エッジマップ情報に対して既設定された大きさのフィルターウインドを適用して前記フィルターウインド内に属した二進エッジマップ情報がエッジ情報を含んでいるかを判断する段階と、f)前記判断段階でエッジ情報を含んでいないと判断されれば、画素別に該フィルターウインドに属する画素値に対して既設定された第1加重値を用いフィルタリングして新たな画素値を生成する第1生成段階と、g)前記判断段階でエッジ情報を含んでいると判断されれば、画素別に該フィルターウインドに属する画素値に対して既設定された第2加重値を用いフィルタリングして新たな画素値を生成し、前記フィルターウインドの中心に位置した画素がエッジ情報である場合はフィルタリングを行わない第2生成段階とを含むことを特徴とする信号適応フィルタリング方法。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  G06T 5/00 ,  H04N 1/41 ,  H04N 5/205
FI (4件):
H04N 7/133 Z ,  H04N 1/41 B ,  H04N 5/205 ,  G06F 15/68 350

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