特許
J-GLOBAL ID:200903076136344430

油圧シリンダのクッション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-152299
公開番号(公開出願番号):特開2000-337315
出願日: 1999年05月31日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】フローティングタイプのクッションリングを備えた油圧シリンダのクッション装置において、ピストンロッドのクッションリング停止構成を変更することでピストン締結部分の強化を図り、耐久性を向上する。【解決手段】ピストンロッド3の先端部に環状の取付溝3bが形成され、取付溝3bにリング状の停止部材29が装着され、停止部材29とピストン挿入部3fとの間にピストンロッド本体と同径のリング挿入部3aを設け、リング挿入部3aにクッションリング30が遊嵌される。ピストンロッド3が伸長してクッションリング30がクッション孔31内に入り込むとロッド室7a側の戻り油の流路32が絞られ、クッション作用を発揮する。
請求項(抜粋):
ピストンロッドにピストンを締結し、このピストンをシリンダ本体内に摺動可能に挿入してシリンダ本体内をロッド側のシリンダ室とボトム側のシリンダ室の2室に区分した油圧シリンダに対し、前記ピストンロッドのロッド本体とピストン締結部の間に両端に径方向停止面を備えたリング挿入部と、このリング挿入部に両側の端面が前記径方向停止面に向き合うよう遊嵌されたクッションリングとを設け、ピストンロッドの伸び作動時のストロークエンド近傍で、前記クッションリングがシリンダ本体に設けられたクッション孔に進入すると、前記クッションリングの先端側の端面がこれに向き合う径方向停止面に当接して前記クッションリングの内周面と前記リング挿入部の外周面との間の環状隙間を閉鎖し、かつ前記クッションリングにより排出側となるシリンダ室からの戻り油の流路を絞ることでストロークエンドでの衝撃を緩和する油圧シリンダのクッション装置において、前記リング挿入部と前記ピストンロッドのロッド本体との間に環状の取付溝を形成し、この取付溝にリング状の停止部材を装着し、この停止部材の端面で前記クッションリングの先端側の端面が当接する径方向停止面を形成したことを特徴とする油圧シリンダのクッション装置。
IPC (2件):
F15B 15/22 ,  F16F 9/00
FI (2件):
F15B 15/22 E ,  F16F 9/00 C
Fターム (15件):
3H081AA03 ,  3H081BB02 ,  3H081CC15 ,  3H081CC24 ,  3H081DD02 ,  3H081DD13 ,  3H081DD15 ,  3H081DD16 ,  3H081DD21 ,  3H081EE27 ,  3H081FF30 ,  3H081HH01 ,  3J069AA08 ,  3J069DD20 ,  3J069EE01
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公平7-016888
  • 特開平4-236804
  • 特公平3-024388
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