特許
J-GLOBAL ID:200903076140662285

内面加工伝熱管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094112
公開番号(公開出願番号):特開平6-307787
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】作動媒体として非共沸混合冷媒を用いる冷凍装置又は空気調和装置の熱交換器用伝熱管として、内面に形状と高さを特定した高いフィンを設け、伝熱管中心部での熱交換を促進し、伝熱性能の低下を防ぐ。【構成】内面にらせん溝、又は管軸方向に連続する溝を有する伝熱管2であって、前記内面溝に加えて管軸方向又は、管軸に対して螺旋方向に、液膜及び低沸点成分の層よりも十分突出する高さのフィン1aを備え、前記フィン高さと形状を特定した内面加工伝熱管。【効果】フィン高さが液膜、低沸点成分の層よりも突出しているので凝縮時、伝熱管中心部の高沸点成分がリッチなガス冷媒を積極的に凝縮させることができ、蒸発時には、伝熱管中心部を流れる液滴を有効に蒸発させることができるため、乾き度が高い領域での熱伝達を促進することができる。
請求項(抜粋):
管内面に螺旋状の連続する溝を有する伝熱管であって、螺旋方向に沿ってフィン高さが伝熱管内半径より小さく、かつ前記管螺旋状の連続する溝の山部より高いハイフィンを一定のピッチで設けたことを特徴とする内面加工伝熱管。

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