特許
J-GLOBAL ID:200903076141004540

インクタンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-120617
公開番号(公開出願番号):特開2000-309106
出願日: 1999年04月27日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 繊維を積層して交錯する繊維同士を結合させた保持体の圧縮方向を限定すること等により、半生方式のインクタンク内壁に、保持体を十分密着させ、保持体と壁面とのエアパス、および落下衝撃などの保持体のずれによる、インク漏れを防止することを可能としたインクタンクを提供する。【解決手段】 交錯する繊維同士が熱により互いに溶着結合されているインク保持体を、インクタンクケース内壁の最大面積を持つ壁面および保持体の繊維方向に対して直交方向の略一方向に、保持体の繊維の積層方向に圧縮してインクタンクケースに挿入することにより、半生方式のインクタンク内部に、繊維材料から成る保持体を十分密着させることが可能となる。繊維は、外周部と中心部が異なる2種類の材料によって構成され、断面が同心円状に形成され、外周部の材料の融点が中心部の材料の融点よりも低い。例えば、それぞれポリエチレン、ポリプロピレンである。
請求項(抜粋):
インクジェット記録ヘッドへインクを供給するインクタンクであって、毛管力によりインクを含浸、保持させたインク保持体を収容し、かつ大気との連通を得るための大気連通部を備える第1収納室と、前記大気連通部から離れた位置に設けられた微小連通部のみを介して前記第1収納室に連通する点のほかは実質的に密閉状態にあって、前記第1収納室へインクを供給するためのインクを直接収納している第2収納室と、を備えたインクタンクにおいて、前記インク保持体は、繊維を積層して交錯する繊維同士が結合されたインク保持部材がインクタンクケースに略一方向に圧縮され、挿入されて成り、該圧縮方向はインクタンクケースの最大面積面および繊維方向に対して直交する方向であることを特徴とするインクタンク。
Fターム (4件):
2C056EA26 ,  2C056KC12 ,  2C056KC13 ,  2C056KC16
引用特許:
審査官引用 (2件)

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