特許
J-GLOBAL ID:200903076148791750

硬質法面の緑化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣江 武典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-270327
公開番号(公開出願番号):特開平7-119152
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 コンクリート・モルタル吹付面等の硬質法面に、植物の生育に最適な比較的多孔質で安定保持性を有するサンドベース層と厚層基材表層からなる、植生深床層を効率よく形成できる硬質法面の緑化方法を提供すること。【構成】 硬質法面2に貫通孔20を設け、これらの一部に羽根板付アンカー7を打設し、特定配合の基板砂を吹付けてサンドベース層4Aを形成し、その上に特定配合物からなる厚層基材を吹付けて厚層基材表層5を形成し、2層構造からなる植生深床層4Bを形成して硬質法面20上を緑化する。
請求項(抜粋):
コンクリート吹付面、モルタル吹付面、硬質岩法面、擁壁面等の硬質法面に貫通孔を設け、該貫通孔の所定孔に羽根板付アンカーを打設し、次に該羽根板付アンカーの頭部を突出させた状態で、砂86〜92重量%と、水5〜10重量%と、バインダー0.5〜4重量%と、緑化基盤材1〜4重量%と、残部が植物生育材よりなる基盤砂を前記硬質法面に吹き付けて、これにより厚みが6〜30cmのサンドベース層を形成し、次いで該サンドベース層の上方に厚みが2〜8cmの厚層基材表層を形成するに当り、有機系活性肥料と、腐植酸物質と、高分子凝集剤と、鉱物焼成軽量材等からなる厚層基材に植物種子を加えてこれらを吹付け、これにより厚みが8〜38cmの2層構造の植生深床層を形成し、該植生深床層に芝生、ツタ類を植生して前記硬質法面を緑化することを特徴とする硬質法面の緑化方法。
IPC (2件):
E02D 17/20 102 ,  E02D 17/20

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