特許
J-GLOBAL ID:200903076157390971

フラツシユ溶接機におけるアプセツト動作の良否判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-215497
公開番号(公開出願番号):特開平5-057454
出願日: 1991年08月27日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 フラッシュ溶接機に備えられた溶接用シリンダ、チャッキング装置の不具合に起因するアプセット動作時の介在物押し出し不良により、フラッシュ溶接された金属板が後工程で板破断することを確実になくす。【構成】 固定台2に配された左右の溶接用シリンダ3L,3Rの各ピストンロッド3La,3Raの先端部を、移動台5に配されたチャッキング装置6L,6Rに各々固定する。ピストンロッド3La,3Raを後退作動させると、固定台2に向かって移動台5が前進され出側鋼板S2に対して入側鋼板S1が前進される。検出判定装置12は、各ピストンロッド3La,3Raの変位を検出するポテンショメータ11L,11Rからの変位信号と、溶接機の制御装置13からのアプセット開始及び終了信号とに基づいて、左右の溶接用シリンダ3L,3Rによる各アプセット量の偏差を求める。偏差が設定値を超えているとき、表示・警報装置14に警報信号を出力する。
請求項(抜粋):
一方の金属板をその幅方向に沿ってクランプする電極が設けられた固定台と、この固定台の各側面部に1個ずつ配設された2個の溶接用シリンダと、他方の金属板をその幅方向に沿ってクランプする電極が設けられ、前記固定台に対して進退動可能な移動台と、この移動台の各側面部に前記各溶接用シリンダにそれぞれ相対して配設された2個のチャッキング装置とを備え、前記各溶接用シリンダのピストンロッドの先端部を前記各チャッキング装置によりそれぞれ固定し、これら溶接用シリンダのピストンロッドを後退作動させることにより、前記移動台を前進させて前記金属板同士をフラッシュ溶接するようにしたフラッシュ溶接機におけるアプセット動作の良否判定装置であって、前記各溶接用シリンダのピストンロッドの変位をそれぞれ検出する第1、第2の変位検出器と、前記フラッシュ溶接機からのアプセット動作開始信号及びアプセット動作終了信号を受信することにより、前記第1の変位検出器からの変位信号に基づいて検出した前記一方の溶接用シリンダによるアプセット量と前記第2の変位検出器からの変位信号に基づいて検出した前記他方の溶接用シリンダによるアプセット量との偏差を求めるとともに、この偏差が予め定められた設定値を超えている場合に警報信号を出力する検出判定装置と、前記偏差を表示するとともに、前記検出判定装置からの警報信号を受信して警報を発する表示・警報装置とを備えていることを特徴とするフラッシュ溶接機におけるアプセット動作の良否判定装置。
IPC (3件):
B23K 11/04 102 ,  B23K 11/04 101 ,  B23K 11/24 345

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