特許
J-GLOBAL ID:200903076159875883

照射放射線量制御方法および装置ならびにこの装置を用いた放射線画像情報記録読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-194161
公開番号(公開出願番号):特開平8-062748
出願日: 1994年08月18日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 フォトタイマを用いた照射放射線量制御装置において、被写体の厚さや放射線源の管電圧等の記録条件が変動した場合にも、蓄積性蛍光体シートに照射される放射線量を適切に制御する。【構成】 被写体1を透過したX線を、略重ねて配された放射線量検出用蛍光体シート31と蓄積性蛍光体シート20とに照射し、蛍光体シート31から発せられる瞬時発光光をフォトマルチプライヤ32により検出し、この検出された瞬時発光光の発光レベルを、ROM34に記憶された、記録条件に応じた蛍光体シート31の瞬時発光光の発光レベルと蓄積性蛍光体シート20の輝尽発光光の発光レベルとの比を示すルックアップテーブルを参照し、入力手段35により入力された記録条件に応じて補正したうえで、制御装置33によりX線管球2によるX線の照射時間を制御する。
請求項(抜粋):
放射線源より射出し被写体を透過した放射線を、蓄積性蛍光体シートおよび該蓄積性蛍光体シートに略重ねて配された放射線量検出用蛍光体シートに照射し、該放射線量検出用蛍光体シートに照射された放射線の線量に応じて該放射線量検出用蛍光体シートから発せられる瞬時発光光を検出し、該検出された瞬時発光光の発光レベルに基づいて前記放射線源から射出される放射線の線量を制御することにより蓄積性蛍光体シートに照射される放射線の線量を制御する照射放射線量制御方法において、前記瞬時発光光の発光レベルと前記蓄積性蛍光体シートに記録された放射線エネルギを読み取る際に発せられる輝尽発光光の発光レベルとの比を、前記蓄積性蛍光体シートに放射線エネルギを記録する際の記録条件ごとに予め求め、前記瞬時発光光の発光レベルを、前記輝尽発光光の発光レベルが所望の発光レベルとなるように、前記予め求められた発光レベルの比に基づいて補正したうえで前記放射線の線量を制御するようにしたことを特徴とする照射放射線量制御方法。
IPC (2件):
G03B 42/02 ,  A61B 6/00

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