特許
J-GLOBAL ID:200903076168297787

スクロール形流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-211233
公開番号(公開出願番号):特開平6-058271
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 スラスト軸受8の放射溝7に十分な油を保持させて公転スクロールの良好なスラスト支持を行うと共に、放射溝7からスクロールの外周領域を経て内部に画成する作動室内に持ち上がる油上がり量を低減し、信頼性を向上する。【構成】 放射溝7の内周側を流路面積の大きい深溝71aで、放射溝7の外周側を流路面積の小さい浅溝72aで各々形成して、クランク収容室6に臨む放射溝7の入口側では油を入り易くし、スクロールの外周領域と接する放射溝7の出口側では油の流出を少なくし、更に、スラスト軸受8を受け入れる環状凹所30の外周側に、環状溝31を挟んでスラスト軸受8の支持面80と同一高さとした環状せき部32を設け、放射溝7から流出する油を塞き止める構造とした。
請求項(抜粋):
ケーシング10の内部に、ハウジング3を介して一対のスクロール1,2を配設し、前記ハウジング3に、駆動軸4の端部に設けるクランク部5を収容する収容室6を設けると共に、前記収容室6に内周縁を臨ませる前記ハウジング3の頂面部に、一方のスクロール2の裏面を支持する支持面80と、該支持面80に開口する多数の放射溝7とをもった環状のスラスト軸受8を配設する一方、前記駆動軸4の内部に設ける給油通路9を前記収容室6の内部に開放させたスクロール形流体機械において、前記放射溝7における径方向内側の溝部分を、流路面積の大きい第一油溝71に、この第一油溝71と連続し、前記放射溝7における径方向外側の溝部分を、前記第一油溝71に対し流路面積の小さい第二油溝72にそれぞれ形成していることを特徴とするスクロール形流体機械。
IPC (6件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F01C 1/02 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/02 311 ,  F04C 29/02 321
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-267588

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