特許
J-GLOBAL ID:200903076173598450

蒸気タービンのシールフィン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-210481
公開番号(公開出願番号):特開平11-050807
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 静翼の内側シュラウド内周面とロータ外周面との間のシールフィン装置において、シールフィン装置のフィン先端が内側シュラウドに接触し焼損するような事故を防止する。【解決手段】 蒸気タービンのシールフィン装置20は、周方向に任意の長さに分割され、フィン3と基端部2が一体成形型にされたシールフィン1にして、ロータ10外周面の周方向に削設したシールフィン溝5に挿入して列設し、固定手段でロータ1に固着する。シールフィン溝5底には、板バネ6を配設し、シールフィン1の径方向には、若干の遊動ができるようにし、また、シールフィン溝5内に列設されたシールフィン1のロータ10外周面開口から突出するフィン3の先端と対向するシュラウド7内周面には、予め任意の深さのフィン溝8を削設する構成にした。
請求項(抜粋):
静翼の内周側に設けられるシュラウドとロータ外周前との間に形成される隙間に配設され、前記隙間を通過する作動流体の漏洩を防止する蒸気タービンのシールフィン装置において、断面形状が凸形にされ、前記ロータ外周面の全周に亘って穿設されたシールフィン溝と、前記シールフィン溝の開口部から前記シュラウドの内周面に向けて配設されるフィンと基端部とが一体成形され、周方向に複数個に分割されて、前記シールフィン溝の周方向に順次挿入され、シールフィン溝の全周に配設されたシールフィンと、前記基端部下方の前記シールフィン溝内に配設され、シールフィンを前記開口部に向けて押圧する板バネと、前記シールフィン溝に挿入される最終の前記シールフィンを前記ロータに固着する固定手段と、前記フィンの先端と対向する部分の前記シュラウドの内周面に穿設されたフィン溝とを設けたことを特徴とする蒸気タービンのシールフィン装置。
IPC (4件):
F01D 11/02 ,  F01D 5/02 ,  F01D 9/04 ,  F16J 15/447
FI (4件):
F01D 11/02 ,  F01D 5/02 ,  F01D 9/04 ,  F16J 15/447

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