特許

J-GLOBAL ID：200903076185238310

波浪計測システムおよび波浪計測方法

発明者： 井澗 健二 ,  河口 信義 ,  石田 廣史 ,  藤井 英信
出願人/特許権者： 古野電気株式会社
代理人 (1件)： 小森 久夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-031291
公開番号（公開出願番号）：特開2004-239841
出願日： 2003年02月07日
公開日（公表日）： 2004年08月26日
要約：

【課題】波浪の到来方向を高精度に計測する。また、キネマティック測位ができない状況でも波浪の到来方向を確実に計測する。【解決手段】観測対象とする所定海域にブイ0,ブイ1,ブイ2を配置し、それぞれのブイで複数の測位用衛星からの電波を受信して各ブイの位置を測位し、3つのブイの水平位置と高さ位置の時間経過にともなう偏位とから、これらのブイが存在する海域を伝搬する波浪の到来方向hを算出する。また、コード位相のサンプリングタイミング毎のバラツキを搬送波位相で平滑した擬似距離を、基準局が求めた補正量でさらに補正して、ブイの水平位置を測位し、また、搬送波位相の観測によってブイの高さ方向の偏位を計測する。これにより、キネマティック測位不能状態でも波浪の計測を可能とする。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

海上の複数の浮体で、複数の測位用衛星からの電波を受信して、各測位用衛星から前記浮体までの距離を観測する浮体側観測手段と、 前記距離に基づいて各浮体の位置を求める測位手段と、 前記複数の浮体のうち少なくとも3つの浮体の位置およびその時間経過にともなう偏位とから、前記少なくとも3つの浮体が存在する海域を伝搬する波浪の到来方向を算出する到来方向算出手段とを備えた波浪計測システム。

IPC (1件)：

G01S5/14

FI (1件)：

G01S5/14

Fターム (8件)：

5J062AA01 ,  5J062AA08 ,  5J062BB09 ,  5J062CC07 ,  5J062DD05 ,  5J062DD13 ,  5J062DD23 ,  5J062EE04