特許
J-GLOBAL ID:200903076188948423
ヒートパイプを用いた融雪装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
細井 貞行
, 長南 満輝男
, 石渡 英房
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-193303
公開番号(公開出願番号):特開2004-036972
出願日: 2002年07月02日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】ヒートパイプ内の作動流体の蒸発熱源として地熱を有効利用し、低コストで融雪、路盤凍結防止が可能な融雪装置を提供する。【解決手段】蓄熱室7内に蓄熱した地熱により循環配管4内の循環流体3を加熱し、ポンプ5の作動でその循環流体3が流動路13内を流動すると、密閉金属管2内の作動流体1が蒸発部12aで蒸発してその熱が凝縮部12bに輸送され、凝縮部12bで熱を放出して路盤100の融雪、凍結防止がなされる。作動流体1を蒸発させるための所望温度の地熱層が深い現場でも、循環配管4と蓄熱室7によりその熱をヒートパイプ4に低コストで確実に輸送できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
略直管状の密閉金属管内に作動流体を封入すると共に、該密閉金属管の径方向下端部に前記作動流体を加熱する循環流体の流動路を設け、該密閉金属管の径方向下半部を蒸発部とし上半部を凝縮部とした所要数のヒートパイプと、前記流動路に循環流体を供給する循環配管と、該循環配管内の循環流体を強制循環させるポンプと、該ポンプの作動を制御する制御手段と、地熱温度が所定温度以上である地中部分を断熱部材で囲むと共にその内部に前記循環配管の一部を引き込んで前記循環流体を地熱により加熱する蓄熱室とを有し、
前記各ヒートパイプを路盤下に略水平に埋設すると共に、
前記制御手段により前記ポンプを適時に作動させて、地熱により加熱された前記循環流体を前記各ヒートパイプの流動路に循環供給し、その熱で前記密閉金属管内の作動流体を蒸気化して、前記各ヒートパイプが加熱されるよう構成したヒートパイプを用いた融雪装置。
IPC (4件):
F24J3/08
, E01C11/26
, F28D15/02
, F28D15/06
FI (7件):
F24J3/08
, E01C11/26 B
, F28D15/02 J
, F28D15/02 S
, F28D15/02 101A
, F28D15/02 102A
, F28D15/02 105B
Fターム (5件):
2D051GA01
, 2D051GA05
, 2D051GB03
, 2D051GB05
, 2D051GB09
前のページに戻る