特許
J-GLOBAL ID:200903076206346835

気象予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072198
公開番号(公開出願番号):特開平8-271649
出願日: 1995年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 2時間以上先の予測精度を向上させた気象予測装置を提供する。【構成】 入力部100の気象レーダ101から時刻の異なる2枚のレーダ画像をデータ処理部200に送る。ファイル読込装置102からは近似用の曲線モデル等を読み込み、曲線近似部202、予測部203に送る。移動ベクトル計算部201は2枚のレーダ画像から相互相関値を計算し、相関値が最大となる雨雲の移動ベクトルを各時刻毎に算出し、これを曲線近似部202に送る。曲線近似部202は各時刻毎の移動ベクトルを積分して相関値の最大値の軌跡から雨雲の軌跡を算出し、多項式や有理関数等により曲線近似し、この曲線を表す係数等を予測部203に送る。予測部203は、その係数等で表された曲線に基づき未来の気象レーダ画像を予測し、予測結果を出力部300で表示する。このように雨雲の軌跡を曲線で近似し、2時間以上先のレーダ画像を精度良く予測する。
請求項(抜粋):
気象レーダ画像から雨雲または降雨降雪領域の移動方向および移動速度を示す移動ベクトルを算出し、前記算出した移動ベクトルに基づいて数時間先の雨雲または降雨降雪領域を予測する装置において、計測時刻の異なる2枚の気象レーダ画像から相互相関値を計算し、その相関値が最大となる点の軌跡を曲線により近似する第1の手段と、前記第1の手段により近似された曲線に基づいて未来の各時刻における相関値の最大値の位置を算出し、その時刻における気象レーダ画像を予測する第2の手段と、を有することを特徴とする気象予測装置。
IPC (2件):
G01W 1/10 ,  G01S 13/94
FI (3件):
G01W 1/10 T ,  G01W 1/10 D ,  G01S 13/94

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