特許
J-GLOBAL ID:200903076207354890

NOx 捕捉装置の性能監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282144
公開番号(公開出願番号):特開平10-128058
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 排出ガスを浄化するNOX 捕捉装置の性能を監視し、予め定めた限界を超えてNOX 捕捉能力が劣化したという診断表示を搭載コンピュータが発するようにした方法および装置を提供する。【解決手段】 NOX 捕捉装置の上流側および下流側にそれぞれHEGO(加熱排出ガス中酸素)センサーを配備する。希薄混合気から化学量論的または濃厚混合気の状態へ空燃比が減少したときのセンサーの希薄状態から濃厚状態へ切換わる時間差が、それまでの希薄混合気による運転で捕捉装置に蓄積したNOX 量の測定値を与えるのに使用される。センサーの電圧出力を予め定めた値と比較して、捕捉装置を再生するための一層浄化作動の終了時を決める。性能効率が予め定めた値より低下すると希薄混合気モードでの運転時間が短くなる。この時間が基準値よりも短くなったならば、硫黄の一層浄化を行う。この頻度が予め定めた値より頻繁となったならば、希薄混合気による走行運転を終了し、表示ランプを点灯させる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路内に配置したNOX 捕捉装置の性能監視方法であって、前記NOX 捕捉装置を一掃して浄化するために、比較的希薄モードの運転から比較的富裕モードの運転へと前記内燃機関の運転を切換える段階と、排気通路における予め定めた位置で排出ガス成分の含有量の変化を検出する段階と、先行する希薄モードの運転期間中にNOX 捕捉装置に蓄積されたNOX 量を、前記切換える段階と前記検出段階との間の経過時間の関数として決定する段階とを含むNOX 捕捉装置の性能監視方法。
IPC (3件):
B01D 53/56 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/20
FI (3件):
B01D 53/34 129 Z ,  F01N 3/08 B ,  F01N 3/20 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-310453
  • 特開平2-310453

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