特許
J-GLOBAL ID:200903076211229332
2輪車用双脚型スタンド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
塚本 正文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307082
公開番号(公開出願番号):特開平9-193861
出願日: 1996年11月01日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 重量物,大嵩物等を荷台に搭載した状態で、しかも傾斜路面〜凹凸路面で駐輪する場合でも大きな力を要することなくスタンドを迅速かつ容易に起倒することができ、荷役中に自転車が倒れることがなく大型〜小型荷物の安全かつ省力的運搬に好適で経済的な二転車の双脚型スタンドを得ること。【解決手段】 慣用の2等辺台形状の双脚スタンド(図7)における、左右1対の脚棒の下端を連結する下端部材を省略することで、左右1対の脚棒の両下端と後輪の下端とを傾斜路面〜凹凸路面上に接地するとともに、下端間隔の大きいハ字型に開脚する1対の脚棒で後軸荷重の大部分を3点支持することができる。また、走行中は両脚棒(2),(2)の下端を後方へほぼ水平かつ平行的に延びる姿勢となし、駐輪中は両脚棒(2),(2)を鉛直位置に回動してハ字状の広幅の開脚姿勢とする。
請求項(抜粋):
左右端部が車体フレームの後端部フォークエンドの左右端(01),(01) にそれぞれ固着され央部にて後輪(8)のハブ(4)を軸支する円筒状ハブ支軸(5)と、ハブ支軸(5)の中心孔に央部が回動自在に内挿され、左右端部が上記ハブ支軸(5)の左右端からほぼ等長的に突出する左右方向のカムシャフト(1)と、同カムシャフト(1)の左右端部に上端部が前後方向のピン(3)を介してそれぞれ枢支され上端がそれぞれ同カムシャフト(1)の上方へ等長的に若干突出するとともに下端が路面に達するハ字状のほぼ左右対称の脚棒(2),(2)と、同車体フレームの後端部フォークエンドの左右端(01),(01)のそれぞれ外側に内側面がそれぞれ固着されるとともに、外側にそれぞれ下り急勾配で延びる傾斜ガイド面(60 )に沿って上記各脚棒(2),(2)の上端部の摺接的回動を案内する車体縦中心面に対してほぼ対称的な左右1対の斜板カム(6),(6)とを具え、走行中は両脚棒(2),(2)の下端を後方へほぼ水平かつ平行的な姿勢となし、駐輪中は両脚棒(2),(2)を鉛直位置に回動して前後方向からみてほぼ左右対称的なハ字状の開脚姿勢とすることを特徴とする2輪車用双脚型スタンド。
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