特許
J-GLOBAL ID:200903076216341556

ワイヤ放電加工機、ワイヤ放電加工機の制御方法およびワイヤ放電加工機制御用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-301452
公開番号(公開出願番号):特開2003-103418
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月08日
要約:
【要約】【課題】加工溝にワイヤ電極を通す場合に効率よく自動結線処理を行うことのできるワイヤ放電加工機を提供すること。【解決手段】制御装置90は、自動結線処理において、ワイヤ電極が加工溝を通らなかったと判定される(s19:NO)毎に、位置関係変更処理を実行することによって、ワイヤ電極とワークとの位置関係を順次変更する(s23)。この位置関係変更処理において、制御装置90は、まず、ワイヤ電極12を移動させる移動距離Lを、位置関係変更処理の実行回数nと、加工溝の溝幅aとに基づいて算出する。そして、ワイヤ電極12の位置を、算出された移動距離Lだけ加工ルート直交直線に沿って移動させる。
請求項(抜粋):
一対のワイヤガイド部間に張られたワイヤ電極を備え、前記ワイヤガイド部間に挟まれる位置に配設されたワークを、前記ワイヤ電極に対して相対的に前記ワイヤ電極の長さ方向に直交する方向へ移動させながら、前記ワイヤ電極と前記ワークとの間で放電を行うことによって、該ワークに所定の加工ルートに沿った加工溝を形成するワイヤ放電加工機であって、一方のワイヤガイド部から他方のワイヤガイド部に向かってワイヤ電極を送出するワイヤ電極送出手段と、該ワイヤ電極送出手段により送出されたワイヤ電極が、前記加工溝を通って前記他方のワイヤガイド部に到達した到達状態になったか、前記加工溝を通らずにワークに当接した当接状態になったかを判定する状態判定手段と、該状態判定手段により前記当接状態になったと判定された場合に、送出されたワイヤ電極を前記一方のワイヤガイド部に向かって引き戻すワイヤ電極引き戻し手段と、前記状態判定手段により前記当接状態になったと判定された場合に、ワークを前記ワイヤ電極に対して相対的に移動させてワイヤ電極とワークとの位置関係を変更する位置関係変更手段と、前記状態判定手段により前記到達状態になったと判定されるまで前記ワイヤ電極送出手段によるワイヤ電極の送出、前記ワイヤ電極引き戻し手段によるワイヤ電極の引き戻し、および、前記位置関係変更手段によるワイヤ電極とワークとの位置関係の変更を繰り返し実行させる繰り返し実行手段とを備えており、前記位置関係変更手段が、前記状態判定手段により前記当接状態になったと判定される毎に、前記加工ルートに交差する直線に沿って異なる複数の位置へワークをワイヤ電極に対して相対的に移動させることを特徴とするワイヤ放電加工機。
IPC (2件):
B23H 7/10 ,  B23H 7/20
FI (3件):
B23H 7/10 A ,  B23H 7/10 F ,  B23H 7/20
Fターム (5件):
3C059AA01 ,  3C059AB05 ,  3C059FB11 ,  3C059FB17 ,  3C059FD07
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-141322
  • 特開平3-234420
  • 特開平4-141322
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