特許
J-GLOBAL ID:200903076219344556

核磁気共鳴検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-001670
公開番号(公開出願番号):特開2000-197619
出願日: 1999年01月07日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 活性化部位抽出の信頼度が高い脳機能計測を行う核磁気共鳴検査装置を提供する。【解決手段】 予め定めた時間間隔TRで時系列画像を撮影し、各時系列画像の撮影に先立ってMTパルス102、105、...、108、111、...、114、117、...を印加する。時刻t1から、第1の安静期間でのMTC画像の撮影101、104、...を行い、時刻t2から、特定の脳機能を活性化するための刺激印加を開始し、刺激印加期間でのMTC画像の撮影107、110、...を行い、時刻t3で刺激印加を終了し、時刻t3から、第2の安静期間でのMTC画像の撮影113、116、...を行う。安静期間中、及び刺激印加期間中のMTC画像に於いて濃淡値の変化した画素を活性化部位として抽出する。【効果】 検査対象に印加された刺激に直接関係する神経領域以外の領域を誤抽出する危険を回避し、活性化部位抽出の信頼度が向上する。
請求項(抜粋):
予め設定された時間間隔で検査対象の関心領域の複数の時系列画像を得る際に前記各時系列画像の撮影に於いて、前記関心領域の核磁気共鳴信号の励起に先立って、束縛水のプロトンに選択的に作用する周波数選択パルスを前記検査対象に印加して、前記束縛水のプロトンを飽和状態に至らせしめる高周波パルス発生手段と、前記束縛水のプロトンの前記飽和状態が自由水のプロトンに移動した後に、前記関心領域からの前記核磁気共鳴信号を前記時間間隔で時系列的に検出する信号検出手段と、時系列的な前記核磁気共鳴信号の検出の開始から予め設定された時間後に、前記検査対象の脳神経組織を活性化する刺激を発生する手段と、前記刺激を印加しない期間中、及び前記刺激の印加期間中に検出された前記核磁気共鳴信号から前記複数の時系列画像を求める処理、及び、得られた前記複数の時系列画像の間で画素値の比較を行い、前記刺激の印加に同期して前記画素値が変化した画素を抽出する処理を行う信号処理手段とを有することを特徴とする核磁気共鳴検査装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 382 ,  G01N 24/08 510 Y
Fターム (12件):
4C096AA05 ,  4C096AB07 ,  4C096AC01 ,  4C096AD07 ,  4C096AD14 ,  4C096BB06 ,  4C096BB07 ,  4C096BB18 ,  4C096DC18 ,  4C096DC22 ,  4C096DC28 ,  4C096DC33

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