特許
J-GLOBAL ID:200903076228290884
エレクトロクロミック素子とそのような素子を含んでいる表示デバイス
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-522615
公開番号(公開出願番号):特表平11-500838
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】エレクトロクロミック素子は、電圧差が素子の両端に印加されたとき、その透過特性が変化するエレクトロクロミック層(22)を含んでいる。上記エレクトロクロミック層(22)は、WO3,MoO3.Nb2O5.MnO2およびZrO2(およびそれの組み合わせ)より成る群の第1の金属酸化物と、V2O5,TiO2および/またはZnOを含む第2の金属酸化物とを含んでいる。もし、混合物中の第2の金属の濃度が1から15原子%まで、好ましくは3から10原子%までの範囲にあるならば、エレクトロクロミック層(22)は、もしゲスト原子が層中に組み込まれないならば透明でそして無色であり、そして、もしゲスト原子の実質的な濃度が層中に組み込まれるならば、それは(中間色の)グレーである。エレクトロクロミック素子は、例えば、表示デバイスの表示スクリーンの外側表面上に具えられる。
請求項(抜粋):
電圧差が素子の両端に印加されたとき、可視域におけるエレクトロクロミック層(22)の透過特性が変化を受ける、エレクトロクロミック層(22)を含んでいるエレクトロクロミック素子において、エレクトロクロミック素子(22)が、タングステン、モリブデン、ニオブ、マンガン、ジルコニウムおよびそれの組み合わせより成る群から選択された金属の第1の金属酸化物と、バナジウム、チタン、亜鉛およびそれの組み合わせより成る群から選択された金属の第2の金属酸化物の混合物を含み、そして第2の金属の濃度が、混合物中の金属原子の全数の百分率として表わしたとき、1から15原子%までの範囲にあることを特徴とするエレクトロクロミック素子。
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