特許
J-GLOBAL ID:200903076230851702

液晶画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-093231
公開番号(公開出願番号):特開平10-268258
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 液晶画像表示装置において、信号入力系の回路規模を縮小すると共に、反転駆動のためのオフセット付加を高精度に行なう。【解決手段】 信号処理回路1が出力するディジタル画像データからデータ反転回路4'とスイッチ5'で非反転/反転のフィールド画像データを作成し、D/A変換増幅して交流信号を得る。その交流信号は2系統に分岐され、各結合容量21,21'で直流成分が除去された後、各バイアス回路(22,23),(22',23')で液晶の動作閾値電圧を超えるバイアス電圧が付加され、スイッチ24で極性反転した各フィールド画像信号を交互に出力させて液晶表示パネル8へ入力する。画像信号のフィールド間での強い相関性に基づいて各結合容量21,21'を通過した信号の平均値が略一定になり、それを利用することで小規模なオフセット付加回路を構成できる。
請求項(抜粋):
アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示パネルを用いた液晶画像表示装置において、前記液晶表示パネルへ画像信号を入力させる信号入力系に、ディジタル画像データを反転させるデータ反転手段と、非反転のフィールド画像データと前記データ反転手段から得られる反転したフィールド画像データをフィールド周期で切換えて出力する第1スイッチング手段と、前記第1スイッチング手段の出力データをアナログ画像信号へ変換するD/A変換手段と、前記D/A変換手段から得られる非反転のフィールド画像信号と反転したフィールド画像信号の直流成分をそれぞれ除去する第1及び第2の結合容量と、前記の各結合容量で直流成分を除去された各フィールド画像信号を前記液晶表示パネルが反転駆動方式で動作する第1及び第2のバイアス電圧レベルに調整する2系統のバイアス電圧印加手段と、前記バイアス電圧印加手段から得られる2系統のフィールド画像信号をフィールド周期で切換えて出力する第2スイッチング手段を設けたことを特徴とする液晶画像表示装置。

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