特許
J-GLOBAL ID:200903076238091197

電気自動車用走行用モータの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320885
公開番号(公開出願番号):特開平8-182119
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 一般の電気自動車に適するトラクションコントロール(TRC)を実現する。【構成】 駆動輪の角加速度ωr の値が角加速度しきい値ω1rを越えた場合に(314)、角加速度ωr にフィードバックゲインG1rを乗じた項を含むトルク指令補正値ΔTr を用いて、トルク指令にフィードバック補正を施す。駆動輪が路面をグリップしたことを、角加速度ωr と角加速度しきい値ω2rとの比較により検出する(314)。駆動輪がスリップ路面から通常路面へと戻り角加速度ωr が一時的に低下したことを、角加速度ωr と角加速度しきい値ω3rとの比較により検出する(314)。角加速度しきい値ω1r〜ω3r並びにフィードバックゲインG1r及びG2rの値を、アクセル開度VA及び駆動輪の車輪速vr に応じて設定する(310)。モータ回転数Nr がベース回転数NBrを越えたか否かにより、角加速度しきい値やフィードバックゲインを決定する際の係数の値を変更する(304〜308)。
請求項(抜粋):
操縦者からの要求に応じて加速する電気自動車において、最大出力可能なトルク指令に対する要求される加速の比に応じトルク指令を決定するステップと、要求される加速に応じて角加速度しきい値を決定するステップと、駆動輪の角加速度を直接又は間接検出するステップと、角加速度の検出値を角速度しきい値と比較することにより駆動輪がスリップしているか否かを判定するステップと、スリップしていると判定された場合にトルク指令をフィードバック補正するステップと、トルク指令に基づき電気自動車用走行用モータの出力トルクを制御するステップと、を有することを特徴とする電気自動車用走行用モータの制御方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-236306
  • 特開平3-027701
  • 電気自動車の主回路システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-072885   出願人:富士電機株式会社
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