特許
J-GLOBAL ID:200903076238893200

有機電解液電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三輪 鐵雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-280866
公開番号(公開出願番号):特開平5-094826
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月16日
要約:
【要約】【目的】 放電特性の向上のためにBET比表面積が20m2 /g以上という比表面積の大きい二酸化マンガンを正極に用いた有機電解液電池において、過放電時の異常発熱や破損を防止して、電池の安全性を高める。【構成】 有機電解液電池における電解液の電解質として、たとえば一般式LiCn F2n+1SO3 (n≧2)で表されるような、骨格炭素を2個以上含む1個のフルオロアルキル基がアニオン性基と共有結合し、かつ、このアニオン性基にアルカリ金属またはアルカリ土類金属がイオン結合してなる有機金属塩を用いる。
請求項(抜粋):
アルカリ金属またはアルカリ金属を含む化合物からなる負極と、BET比表面積20m2 /g以上の二酸化マンガンを含む正極と、これら両者の間に位置するセパレータと、これら三者を浸漬する電解液を備えた有機電解液電池において、上記電解液として、有機溶媒に、骨格炭素を2個以上含む1個のフルオロアルキル基がアニオン性基と共有結合し、かつ、このアニオン性基にアルカリ金属またはアルカリ土類金属がイオン結合してなる有機金属塩を溶解したものを用いたことを特徴とする有機電解液電池。

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