特許
J-GLOBAL ID:200903076243692174

ホログラムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-337434
公開番号(公開出願番号):特開平9-179479
出願日: 1995年12月25日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 膜厚収縮による再生波長の制御法及びそのための新規なホログラムの製法を提供する。【解決手段】 レーザー光又はコヒーレンス性の優れた光の干渉によって生じる干渉膜を屈折率の異なる縞として記録してなるホログラムの製造方法において、ラジカル重合性モノマー、カチオン重合性モノマー、光ラジカル重合開始剤系、光カチオン重合開始剤系及び有機溶剤を含む感光性組成物の膜に、ホログラム形成のための上記レーザー光等の露光を行い、次いで上記膜の全面に紫外線を照射し、次いで100〜180°Cで1〜120分間この膜を加熱して上記有機溶剤等の揮発性成分を蒸発させる。このホログラムは膜厚収縮により記録波長よりも再生波長が小さくなるように制御して製造できる。
請求項(抜粋):
レーザー光又はコヒーレンス性の優れた光の干渉によって生じる干渉縞を屈折率の異なる縞として記録してなるホログラムの製造方法において、(a)ラジカル重合性モノマー、(b)カチオン重合性モノマー、(c)前記レーザー光又はコヒーレンス性の優れた光に感光して前記ラジカル重合性モノマーを重合する光ラジカル重合開始剤系、及び(d)(c)の光の波長とは異なる波長の紫外線に感光して前記カチオン重合性モノマーを重合すると共に紫外線照射によって後記加熱により蒸発する蒸発性分解生成物を形成する光カチオン重合開始剤系、を含む感光性組成物を基体に塗布して膜を形成し、この膜に、ホログラム形成のための前記レーザー光又はコヒーレンス性の優れた光による第1の露光を行い、次いで前記膜の全面に前記第1の露光に用いた光の波長とは異なる波長の紫外線を照射する第2の露光を行い、100〜180°Cで1〜120分間前記膜を加熱して前記蒸発性分解生成物を蒸発させることを特徴とする前記製造方法。
IPC (8件):
G03H 1/04 ,  G03F 7/004 503 ,  G03F 7/027 502 ,  G03F 7/027 515 ,  G03F 7/029 ,  G03F 7/20 ,  G03F 7/26 521 ,  G03H 1/02
FI (8件):
G03H 1/04 ,  G03F 7/004 503 ,  G03F 7/027 502 ,  G03F 7/027 515 ,  G03F 7/029 ,  G03F 7/20 ,  G03F 7/26 521 ,  G03H 1/02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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