特許
J-GLOBAL ID:200903076256957517

生物性有機固形廃棄物のコンポスト化方法及び発酵槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-023959
公開番号(公開出願番号):特開平7-232150
出願日: 1994年02月22日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】含水固形有機廃棄物をコンポスト化するについて、発酵床の過乾燥を抑制し発酵に好適な含水状態を維持して迅速にかつ高率で有機成分を分解した良質のコンポストに転換すること。【構成】厨芥1等の原料有機廃棄物を撹拌式の発酵槽3の最上流部に位置する第1発酵区7に供給して発酵適温に加熱すると同時に撹拌して発酵を進行させる。反応物は第1反応床用溢流板10を溢流して第2発酵区12で分解を完了する。該溢流板10の下流に気相部遮断板17を配置して発酵区の気相を遮断して湿気を排気として排出するのを抑制することにより好適な含水条件下で迅速にかつ高率で発酵分解する。発酵を終了した湿コンポスト20を強制乾燥して乾状物を得る。【効果】本発明により原料廃棄物を迅速にかつ高率で分解し、良質のコンポストに転換する。
請求項(抜粋):
次の特徴を有する生物性有機固形廃棄物のコンポスト化方法。(1)原料廃棄物を供給する反応系の上流からコンポストを排出する下流に至る流動反応床を、床底から反応床自由面に起立する溢流堰により直列に複数の反応区に区分し、(2)生成コンポストを最下流の堰から、反応系外の実質上密閉せる空間に溢流して排出し、(3)最下流の堰とその直前の堰との間に、上方から下方に向かって垂下し、その下辺が反応床自由面より下に達する堰により、最下流反応区の気相を実質上その前の反応区の気相から遮断し、(4)加熱した外気を最終反応系に供給すると共に、該外気の流量を凌駕する流量で該反応系気相のガスを反応系外に排出することにより、上流両流量を均衡する流量で上流部の原料廃棄物投入口から外気を吸気する。
IPC (5件):
B09B 3/00 ZAB ,  C02F 11/02 ZAB ,  C05F 7/00 301 ,  C05F 9/02 ZAB ,  C05F 9/04

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